12:10 2021年04月12日
社会
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ソ連の共和国の国民がナチス・ドイツによって大量虐殺されたことが認められる裁判は、ロシア国内外で行われることになるだろう。これは、ロシア大統領府公共プロジェクト部のセルゲイ・ノビコフ部長が発表している。

ノビコフ氏は、「最初の司法行為はすでに行われたが、それ以降のものも実施されていくだろう。この裁判は一般的な形式で、国連などの国際的な場で世界レベルの法的対応の対象となるだろう」と述べている。

さらに同氏は、「ニュルンベルク原則を新たな力で提起した」と述べている。

ニュルンベルク裁判

第二次世界大戦(1939〜1945年)は、61カ国が参戦、全世界の人口の80%以上が参加した戦争。40カ国の領土で軍事行動が行われ、ナチスが未曾有の規模で人道に対する犯罪を犯している。

ソ連の人口は当時1億9670万人だったが、終戦後の1946年まで生き残れたのは1億5950万人。1941〜1945年の間に生まれた子どもを含めた1946年初頭の総人口は、1億7050万人。これにより、大祖国戦争(1941〜1945年)における直接・間接的な人口の喪失は、約2660万人に達する。

終戦後、1945年11月20日から1946年10月1日にかけて、ドイツでニュルンベルク裁判が行われた。この裁判は、ナチスの主要戦犯グループを裁くもので、のちに、他の連合国19カ国がこの裁判に参加している。

ニュルンベルク裁判は、1945年8月8日にソ連、米国、英国、フランスの政府が調印したロンドン協定に基づき、国際軍事裁判所で行われた。

この期間に403回の公開裁判が開かれ、証人116人が尋問を受け、30万件を超える書面による証言と約3000点の文書について検討された。被告には、自身が選んだドイツ人弁護士か裁判所が選任した弁護士がついていた。

ニュルンベルク裁判は、平和と人道に対するナチスの犯罪を公表することとなった。国家元首、省庁、軍の立場や、政府の命令の執行や犯罪命令が刑事責任を免れないことが初めて認識された。


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