https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/i/logo-itemprop.png
Sputnik 日本
https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/i/logo.png
Sputnik
https://cdn1.img.jp.sputniknews.com/i/logo.png
https://jp.sputniknews.com/life/202012208033297/
ブラジルの一部熱帯雨林では、吸収量を超える二酸化炭素の排出が始まっているという。研究結果をまとめた論文が学術誌「Science Advances」に掲載された。
研究者らは、1987年から2020年のブラジル南東の熱帯雨林32か所における二酸化炭素排出量と吸収量の変動を分析。二酸化炭素吸収量は年間2.6%縮小し、排出量は年間3.4%増えていることが分かった。
©
AFP 2020 / Victor Moriyama/Greenpeace
「二酸化炭素吸収量が最も減っているのは乾燥した高温地帯であり、それらは二酸化炭素吸収体から発生源へとすでに形を変えている」
論文によると、二酸化炭素排出量が吸収量を超えたのは2013年で、原因として森林伐採、降雨量の減少、高温干ばつ期が続いたことが挙げられている。
2019年、ブラジルでは大規模な森林火災が頻発。1年で熱帯雨林の650万ヘクタール以上が燃焼した。
関連ニュース
全てのコメント
新しいコメントを読む (0)
返事として(コメントを表示するコメントを表示しない)