06:20 2021年01月27日
社会
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2009年に死去した米歌手のマイケル・ジャクソンさんの邸宅「ネバーランド・ランチ」が億万長者のロン・バークル氏によって2200万ドルで買い取られた。ウォールストリートジャーナルが取引を知る3人の消息筋からの情報として報じた。バークル氏はフォーブス誌に調べで資産総額14億ドルの億万長者。

ランチョの名称「ネバーランド」は戯曲『ピーターパン』の中に出てくる「子どもが決して大人にならない」島から採られた。ネバーランドの敷地にジャクソン氏は娯楽施設の公園を作り、ゾウとオラウータンのいる私営の動物園を開園した。敷地には子ども用の鉄道が走り、観覧車が回っていた。

カリフォルニア州ロサンゼルスから200キロ離れた場所にある「ネバーランド」は、敷地面積は2700アール(1ヘクタール超)。敷地内には総面積1115平方メートルの邸宅をはじめとして22の施設があり、ゲストハウス、プール、バスケットボール用コート、テニスコート、40人の観客が収容できる映画館もある。

マイケル・ジャクソンさん自身は世界金融危機の起きた2008年から「ネバーランド」を訪れていない。ジャクソンさんは危機でローンの返済、保険料の支払いが解決できず、最後は「ネバーランド」の自分の持ち分を投資会社コロニー・キャピタルに売却した。

ジャクソンさんの死後、2009年、敷地は名称が変更され、娯楽遊戯施設は解体された。2015年、ランチョは1億ドルで売りに出されたが、買い手がつかず、その3分の1以下の3100マンドルで売却された時にはそれから4年もの歳月が経過していた。

雑誌ヴァラエティによれば、2019年、ドキュメンタリー映画『ネバーランドにさよならを』が放映され、スキャンダルを呼ぶと、土地の価格はさらに暴落。英ダン・リード監督の同映画には子どもの頃『ネバーランド』に暮らしていた2人の男性ウェイド・ロブソン氏とジェイムズ・セーフチャック氏が出演し、屋敷で幼い頃にマイケル・ジャクソンさんから性的虐待を受けたと証言している。

マイケル・ジャクソンさんの親族は名誉を棄損されたとして、映画を配給したHBOを相手取って訴訟を起こした。訴訟は2020年12月半ばに親族側が勝訴し、裁判所はHBOに賠償金の支払いを命じている。

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