21:36 2021年03月03日
社会
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トルコのトラブゾンでは、ある病院の入り口で約1週間にわたって飼い主を待ち続けたボンジュクという名の犬が有名になった。ドイツのフランクフルター・アルゲマイネ紙が伝えた。

ボンジュクは、毎朝9時ごろになると病院の入り口にやって来て、中で治療を受けている飼い主に会いたい一心で中を覗き込んでいた。念願の飼い主との再会は、「トルコのハチ公」にとって最高の褒賞となった。

トラブゾンで一躍有名になったのは、雑種の白い仔犬、ボンジュク。ボンジュクとはトルコ語で「ビーズ」を意味するという。ボンジュクは、脳塞栓症の治療のため飼い主が入院している病院に約1週間通い続けた。病院の警備員の証言によれば、毎日欠かさず現れ、根気強く待ち続けていたという。

警備員はこう話す。「かわいい面会者がいるんです。毎日、9時ごろになるとここに来て、夜までずっとここにいます。中に入れてもらえるのを待っているようで、ドアが開くたびに中を覗いているんです。飼い主がこの病院に入院しているのです」。

しばらくすると、病院中がこの犬の存在を知るようになり、ときに職員が食べ物を与えることもあったという。しかし、この忠実な犬に最高の喜びを与えたのは、飼い主の退院であった。

68歳の飼い主は、「ボンジュクはわたしのことが大好きなんです。わたしもいつも会いたくて仕方ありませんでした。ときどき窓から、ボンジュクを呼んでいたので、いつもここに来て、わたしに会えるのを待っていたのでしょう」と話している。

もちろん、再会は歓喜に溢れるものとなった。ボンジュクは尾を振り、撫でてもらおうと車椅子に飛び乗った。飼い主はボンジュクと再会できたことを本当に嬉しいと話したが、ボンジュクも当然、同じ気持ちだったに違いない。

病院のベッドのそばで、亡くなった飼い主が目覚めるのを待ち続けた「アメリカの忠犬ハチ公」のストーリーは、スプートニクのこちらの記事からどうぞ。

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