22:11 2021年04月20日
社会
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ソ連の初代かつ唯一の大統領のミハイル・ゴルバチョフ氏が3月2日、90歳の誕生日を迎えた。ゴルバチョフ氏は1990年から1991年の期間、ソ連大統領を務めた。それまでの1985年から1991年は、ゴルバチョフ氏はソ連共産党中央委員会の書記長のポストにあった。1990年、ノーベル平和賞を受賞。1992年1月、国際社会経済政治研究基金を創設し、その会長に就任した。

ゴルバチョフ氏がソ連政界のトップとして活動していた時代、全世界に影響を与える抜本的な変化が起きた。ソ連のシステムを大規模に変革しようとした「ペレストロイカ」、民主主義的選挙の導入、共産的なイデオロギー、共産党の単独の拒絶、情報公開の「グラスノスチ」、言論、出版の自由、市場経済への移行。冷戦の終結、ソ連軍のアフガニスタン撤退も行われた。そしてソ連崩壊。この崩壊をソ連のエポックを懐かしむ多くの元ソ連人らは、これが起きた原因はゴルバチョフ氏にあると未だに非難している。

ゴルバチョフ氏自身は自身の政治信念を次のように規定している。

「私は政治を科学、モラル、道徳、市民に対する義務と合わせようと努力した。すべてがうまくいったわけではないが、方向性が間違っていたとは思わない。」

ゴルバチョフ氏は今までに3度、日本を訪れているが、そのいずれもが4月だという。初の訪日は1991年の公式訪問。当時、ソ日平和条約の極めて苦しい交渉が行われていた。その翌年、1992年、1993年と日本から招待を受けた時は、ゴルバチョフ基金の会長として訪れている。

今年は卒寿という大変おめでたい誕生日ではあるが、ご本人は現在治療を受けるために入院中で祝賀は延期されている。

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