17:25 2021年04月21日
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スペイン国立図書館のアナ・サントス館長が、ガリレオ・ガリレイが執筆した天文学に関する論文が盗難されていたことを4年間隠していたことから同国の文化省に召喚された。スペイン紙「エル・パイス」が報じている。

同紙は以前、2014年に図書館が17世紀にガリレオが執筆した「星界の報告」の原本がコピーに置き換えられていることを発見したが、警察に通報したのは2018年になってからだと報じていた。この論文のすり替えに気がついたのは修復専門家で、原本の価値は80万ユーロ(約1億400万円)だとみられている。サントス氏自身は、2018年にこの事件を文化省に通知したと同紙に語っているが、当時文化大臣だったホセ・ギラオ氏はこの件について知らされていないと述べている。

エル・パイス紙によると、文化省は「この事実を全く知らない」ため、サントス氏を召喚し説明を求めた。しかし、その際ギラオ氏の出席はなかったという。


ガリレオ・ガリレイは、1564年2月15日にトスカーナ大公国のピサで生まれた。1609年、ガリレオはオランダ製の最初の望遠鏡をモデルに倍率3倍の望遠鏡を作り、その後倍率30倍の望遠鏡を設計した。

ガリレオは1610年、「星界の報告」というタイトルで望遠鏡による観測結果をまとめた書物を公刊した。その後この論文はガリレオにヨーロッパでの名声をもたらした。

同紙によると、1987年にもガリレオの論文が他の何百もの作品とともにスペイン国立図書館から盗まれたが、2年後に警察がその論文を発見している。

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歴史, 文化, スペイン
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