07:02 2021年04月15日
社会
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パリ市のオードリー・パルヴァー副市長(マルティニーク出身)が、学生の集会への白人の参加を禁止すべきだとした発言を行い、社会を大きな波紋を呼んでいる。フィガロ紙が報じた。

副市長の発言は、集会から白人の学生を追い出す必要はないが、彼らには、発言せず黙って話を聞いているよう求める必要があるというものであった。

フィガロ紙は、オードリー・パルヴァーの発言は、フランスの政治家の大多数の意見に反したものだと指摘している。パリのアンヌ・イダルゴ市長は、この発言は「危険なものだ」であるとし、異なる民族間の対話の障壁となるものだとの見解を示した。

イル=ド=フランス地域圏のヴァレリー・ペクレス知事はさらに厳しく批判し、「我々の地域では、肌の色で誰かを差別することはない。『許容しうる』人種差別など存在しない」と断じた。

フィガロ紙によれば、他のフランスの政治家も白人に対する人種差別の兆しを感じているという。フランス共和党のクリスチャン・ジャコブ総裁は、「フランスにあるのは国民としての団結だけである。肌の色や出身で、誰かに何かを話すことや黙ることを指示することはできない」と述べている。また欧州議会のジョフロワ・ディディエ議員は、パリ副市長に対し、恥ずべき衝撃的な発言に対して、国民に謝罪するよう求めている。さらに国民連合のマリーヌ・ル・ペン党首は検察庁に対し、パルヴァー副市長を人種差別を煽動した罪で起訴するよう要求している。

人種差別による不当な扱いや事件について、また米国で起こっているアジア人に対する襲撃事件については「スプートニク」の過去の記事でお読みいただけます。

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