ヘンリー王子、フィリップ殿下葬儀のため帰国

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ヘンリー王子、フィリップ殿下葬儀のため帰国 - Sputnik 日本, 1920, 12.04.2021
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4月9日に英国のフィリップ殿下が逝去したのを受け、英王室を離脱したヘンリー王子が、17日に執り行われる葬儀に出席するため、帰国した。ニュースサイト「ザ・サン」が消息筋からの情報として報じた。

記事によれば、ヘンリー王子はロサンジェルス発のブリティッシュ・エアウェイズ便で、ロンドン、ヒースロー空港に到着した。ケンジントン宮殿敷地内にあるノッティンガム・コテージに滞在するという。

入国後、ヘンリー王子には10日間の自主隔離が求められるが、新型コロナウイルス検査で陰性だった場合は隔離期間が5日間に短縮される可能性がある。しかし、「外国からの入国者は親族または友人の葬儀に出席することができる」とする法令に基づき、王子は葬儀に参列することができることになっている。

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この1年間、ヘンリー王子と妻のメーガン妃と英国王室との関係は緊張化している。ヘンリー王子夫妻は王室のメンバーとしての義務を退け、カナダに移住した後、現在は米国に居を構えている。夫妻は先日、米TV司会者のオプラ・ウィンフリー氏からの取材に答え、王室の内幕を暴露してスキャンダルを巻き起こしたが、その番組はフィリップ殿下がちょうど容態悪化で入院していた時に放映されていた。

今回のフィリップ殿下の訃報を受けて、現在、家族とともに米国で生活するヘンリー王子は葬儀に出席するとの意向を明らかにしていたが、第二子を妊娠中のメーガン妃は医師からの助言を受けて、渡航を断念した。英王室が10日明らかにしたところによれば、葬儀は17日、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で、参列者の数を王室メンバーのみに制限して執り行われることになっており、エリザベス女王と4人の子供、その孫たちが出席する。

エディンバラ公フィリップ王配は4月9日に99歳で死去。エリザベス女王に対してロシアのプーチン大統領、日本の菅首相などの世界の指導者が哀悼の意を表した。

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