動物園のフィツパトリック園長の話では、クマたちは強風によって檻の前に倒れた木を利用し、イノシシの飼育されている隣の檻に侵入し、イノシシを襲った。
フィツパトリック園長は「数分後には経験豊富な飼育員が現場に駆け付け、クマたちを射殺するしか事を収める手段はないと状況を即座に判断した」「クマは獰猛で危険な動物」と語っている。
ITVの報道によれば、イノシシの檻の高さは割合低く、グリズリーたちはその気になれば超えられる高さだった。園長は、こうした事態の再発を防ぐために総務部が現場検証を行っていると語っている。
昨年の秋、日本ではクマが人間を襲う事件も頻発した。スプートニクは、その原因について検証を試みた。
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