20:15 2021年07月24日
社会
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カナダのウィニペグ市では原住民が、マニトバ州議会建物の前にある英ビクトリア女王と同エリザベス2世の像を撤去した。カナダ建国の日に合わせ、原住民の寄宿学校の犠牲者や生き延びた人々を偲ぶため、数千人もの市民が路上で抗議活動を行った。CBCテレビが報じている。

抗議デモ参加者の多くは寄宿学校に送られた原住民の子どもを偲び、オレンジのシャツに身を包んだ。参加者は銅像にペンキを塗り、その後ロープを使い地面に引きずり下ろした。ビクトリア女王像は「私たちは子どもだった」と黒いマーカーで書かれたカナダ国旗にくるまれ、台座は赤いペンキを塗った参加者の手の跡で隙間なく手の跡で埋め尽くされた。

現時点で警察は男性1人を拘束、その際にスタンガンが使用された。逮捕状況については現在確認中。

スプートニク通信では以前、カナダの原住民を対象としたカソリック系寄宿学校後で200人を超える子どもたちの遺骨が発見されたことを取り上げた。

カナダの寄宿学校は原住民の若者を強制的に同化させることを目的に設立され、政府や宗教団体によって運営されていた。数十年にわたりおよそ15万人の原住民の子どもが寄宿学校を経験し、そのうち約4千人が再教育の過程で様々な理由により死亡している。

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