22:36 2021年09月20日
社会
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今までキリンには社会構造がほとんど存在しないと思われていたが、実は複雑な社会的な協力関係があることが分かった。その研究論文が、科学誌「Mammal Review」に掲載されている。

英ブリストル大学の研究者らは、キリンは寿命の最大30%を「繁殖後の時間」として過ごす。これは、この動物が複雑な社会的相互作用を持っていることを示しているという。

キリンのメスは閉経後も長く生き、新しい世代の子育てを手伝い、自分の遺伝子を残す行動をとるという。そしてキリンのオスは、孫や親戚の面倒を見る「おじいちゃん」になるという。

また、メスよりもオスの方がグループ間を移動したり、離れたりして単独で生活することが多いことから、研究者らはキリンには母系社会が形成されているのではないかとみている。

研究者らは、この発見はまったくの驚きだったと告白している。キリンについてはこの数百年間ほとんど研究されておらず、限られた社会的環境で暮らす「未発達」な動物だと思われてきたからだ。

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