20:59 2021年09月20日
社会
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ロシアの国営宇宙企業ロスコスモスの主要医療委員会は、史上初めてとなる宇宙空間での映画撮影のため、国際宇宙ステーションに派遣されるメンバーを発表した。ユーリー・ガガーリン記念宇宙飛行士養成センターの広報によれば、選出されたのは、女優のユリヤ・ペレシルドさんと監督のクリム・シペンコ氏。

ユリヤ・ペレシルドさんとクリム・シペンコ監督はMKS66の正規クルーとなり、控えには、アリョーナ・モルドヴィナさんとアレクセイ・ドゥジン監督が選ばれた。有人宇宙船ソユーズMS–19は、10月5日、バイコヌール宇宙船発射基地より発射される予定となっており、ロスコスモスのオレグ・アルテミエフ宇宙飛行士がメンバーに同行する。ペレシルドさんとシペンコ氏の2人は12日間、ステーションに滞在する予定。

国際宇宙ステーション内で撮影されることになっている劇映画「挑戦(チャレンジ)」(仮題)は、宇宙のことなど夢見たこともない女性が、ある事情から1ヶ月間、飛行訓練を受け、国際宇宙ステーションに送られることになるというストーリー。この女性の役を演じる女優のユリヤ・ペレシルドさんは、ヒロインよりも長い半年の準備期間が与えられたが、その訓練はかなりハードだったという。主役候補の19人の仲間とともに、ユリヤさんは無重力空間や狭くて閉鎖されたスペースに慣れるための訓練を1日何時間も行い、水中訓練にも参加し、ちょっとした振動が命の危険をもたらすことから瞬時の行動が求められる予期せぬ事態に備えた危険な訓練も体験した。ユリヤさんは与えられた課題を他の候補者よりもうまくこなし、宇宙空間での撮影への参加が認められた。

映画には監督が必ず参加することから、クリム・シペンコ氏も一緒に宇宙に派遣されることになる。監督もまた宇宙飛行士養成センターで、数えきれないほどの訓練と医学的な検査を受けた。

映画 「挑戦(チャレンジ)」の撮影用機材が国際宇宙ステーションに搬入されたというニュースは「スプートニク」の過去の記事よりお読みいただけます。

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