NPO「調査報道組織、組織犯罪と汚職報告プロジェクト（OCCRP）」がロシアから撤退へ

世界中のジャーナリストを束ねるNPO「調査報道組織、組織犯罪と汚職報告プロジェクト（OCCRP）」は、ロシアでの活動停止を同組織のサイトを通じてあきらかにした。

OCCRPはロシアの活動停止について、ロシアのOCCRPのマスコミのパートナーの大多数が外国のエージェントまたはいかがわしい組織と断定され、ロシア大統領府も「独立したジャーナリストを狙ったクレムリン・キャンペーン」を展開しており、マスコミはこうした地位を一度付与されてしまうと厳格な規定の遵守を迫られ、活動事務所の閉鎖を余儀なくされると説明している。

OCCRPは、今、ロシアのジャーナリストと協力することは百害あって一利なしとなりかねないと判断した。

OCCRPはロシアのブランチで働く職員に対して第3国への移住を提案しており、それができない職員に対しては休日手当を支給し、求職活動を支援した。

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