ミズーリ川の水位が低下し、130年前の沈没船が姿を現す 米国

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川 - Sputnik 日本, 1920, 30.09.2021
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米ミズーリ川では、深刻な干ばつにより水位が50センチ以上低下し、ノースダコタ州ビスマーク市から数十キロの水面に、約130年前の沈没船の痕跡が姿を現した。TVチャンネルKFYR-TVが報じた。
専門家によると、ミズーリ州の全陸地の約3分の1が干ばつに見舞われている。ミズーリ川の水位は、長期にわたって最低の状態が続いている。干ばつの範囲は通常よりも広く、例えば3月に干ばつに見舞われたのは州の約6%だった。
この船は1884年に建造され、海運業界で有名な船長アブナー・オニールにちなんで名付けられたことがわかっている。船は、数年間にわたって地域全体に貨物や乗客を届け、順調に運航されていた。

130-year-old shipwreck revealed as Missouri river water levels drop https://t.co/qYNwC9Dh0e
​1891年11月、船はアリゾナ州の「化石の森国立公園」のあたりで氷中に閉じ込められて動けなくなり、1892年4月まで4カ月間その場にとどまった。しかし、そのわずか数カ月後の1892年7月17日、船は水中の岩に衝突し、沈没した。

A shipwreck in North Dakota?!?

It’s true! The Abner O’Neal sunk in 1892, and the boat has been here ever since.

Now low water levels on the Missouri are making it more visible than ever.

The story tonight on ⁦@KFYRTVpic.twitter.com/7GBYG3r0sZ
​船の痕跡を撮影したカヤックを嗜むニック・エディンガー氏は「みんな興味があるのではないかと思った」と述べ、「船にこれほど近づき、その形が保たれ、今も沈没した場所にあるのを目にするのは驚嘆に値する」と指摘した。
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