イラン軍「IS」への対抗を準備

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イラン陸軍司令官アフマド-レザ・プルダスタン(Ahmad-Reza Pourdastan)准将は、イラン軍指導部に対し、シリア国内で「IS(イスラム国)」が活動を活発化し、イラン国境に近いイラク領内にその戦闘員が集結していることから、完全な戦闘準備体制に入るよう求めた。

「現在イランには『IS』の側からの深刻な脅威が実際に存在するのか?」というラジオ・スプートニクの質問に対し、イランの政治学者で外交官のセイエド・ハディ・アフガヒ(Seyed Hadi Afghahi)氏は、次のように答えたー

「現在『IS』が何らかの自治組織ではないことは、誰にとっても決して秘密ではない。このグループは、完全に米軍及びNATO軍の支援を受け、彼らに指揮されている。『IS』が米国から軍事支援を受け、指揮官の訓練を受けていることを裏付ける多くの証拠がある。

例えば、ラッカ(シリア北部)の『イラクとレバントのイスラム国』戦闘員らの縦隊が、ラマディ(イラク中西部)の方向に進み、この町を占拠し、何百人もの一般市民を殲滅しているという状況が、どのように生じたのか? 米国主導の国際有志連合がその際、なぜ何もせず、住民救出のためのいかなる措置も講じないのか?-そうした事実を考えれば、分かるだろう。

これらを考え合わせ、我々は、米国はテロ組織の行動を支援する側に立っているとみなしている。それゆえ我々は、警戒しなければならない。」

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