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    米国防総省のシリア反体制派戦士養成、第1段階は大失敗

    米国防総省のシリア反体制派戦士養成、第1段階は大失敗

    © AP Photo/ Muhammed Muheisen
    中東
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    「イスラム国」の脅威と全世界に広がる過激主義 (182)
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    いわゆるシリア中道反体制派向けの米国防総省の特殊プログラムの養成は第1段階が終了したが、受講した54人の戦士の戦闘能力はあまりに低いことが判明した。受講後、戦士らはシリア北部に投入されたが、すぐに急進主義勢力の「アル=ヌスラ戦線」の砲火を浴び、半数がすぐに戦死し、一部が捕虜に、残りは行方不明になった。米政権はこの結果を完全なる失敗と呼んだ。

    いくつかの報道ではシリア反体制派戦士養成のために米国がはたいた額は数千万ドルにのぼる。

    2014年12月、米上院は2017年末までに1万5千人のシリア人戦士を養成するため5億ドルを拠出する決定を承認した。ところが7月初旬までの時点で養成プログラムの終了したのはわずか60人。米国防総省自体がこの数字をあまりに貧相と呼んでいる。

    政治観測筋のガーガス・ホドソン氏はRTからのインタビューに答えたなかで、米国は将来性も考えていなければ、自らの行為の結果についても考えが及んでいないと批判している。

    「あなたがたも私と同様、これが混乱もいいところなのはよくご存知だと思う。触媒的な戦争に介入しておきながら、米国は長期を見据えない、功を奏さない政策を行っている。米国は誰が勝ち残り、誰が負けるか見極めようと必死だが、これは愚かなことだ。米国には戦略も長期的将来における行動もない。」

    ホドソン氏は少数派の反体制派グループに望みをかけ、彼らの助けで政府転覆を図るか、または「イスラム国」撃退が図れると思うのは生易しいと語る。

    「これは意味のない姑息な手段であり、これによって達成できることは何もない。だが米国はどうやら、一銭の得にもならない戦争に首を突っ込むのが戦争を解決するよりも好きなようだ。」

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