イスラム国、パルミラ最大の観光名所ベラ寺院を爆破

テロ組織イスラム国はシリアの都市パルミラで爆破を行い、同市のなかで最も重要な遺跡であるベル寺院を損壊させた。日曜、AP通信が伝えた。

爆破が行われたのは日曜午後で、現在はレンガや列柱が地面に散らばっている状態だという。

ISIS continue to destroy history as they blow up 2,000-year-old Temple of Bel in Palmyra http://t.co/NpS4ulyAEF pic.twitter.com/Bm6LqLlN8T

— Daily Mail Online (@MailOnline) 31 августа 2015

イスラム国は先週、紀元前131年にパルミラに建立されたバアル・シャミン寺院を破壊した。国連教育科学文化機関（ユネスコ）はパルミラにおけるイスラム国の破壊活動を強く非難しており、パン国連事務総長はイスラム国の破壊活動を「戦争犯罪」として非難している。