「ダーイシュが直面した排他的状況により、全戦士の賃金が半分に減らされることが決まった。この決定は、ポストのいかんによらず、全員に関わる」と指令書にある。指令書には、あわせて、コーランからの引用、「富のための聖戦」や「魂のための聖戦」をめぐる議論が記され、月に2度食料を配給する慣行は続く、とも指摘された。
11日、米国率いる国際有志連合は、コンクリート貫通航空爆弾2発でイラクにおけるダーイシュの金銭保管庫を攻撃、地下壕およびそこに保管されていた紙幣を殲滅した。国防当局は当時、「被害は数百万ドルと見られる。これら資金は窃盗や強請り、石油取引など、非合法な方法で手に入れたものだ」と述べた。航空部隊はダーイシュの石油採掘施設等への攻撃も行っている。