シリア大統領 IL-20機撃墜の2日後にプーチン大統領に弔電

© AFP 2023 / Bertrand Guay シリア大統領 IL-20機撃墜の2日後にプーチン大統領に弔電
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シリアのアサド大統領はプーチン大統領に対し、ロシアのIL-20機撃墜について哀悼の意を示す弔電を送った。

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Самолеты израильских ВВС C-130 Hercules и C130J Super Hercules - Sputnik 日本
イスラエルが公言 露軍機IL-20撃墜はシリアの責任
「シリア国民を代表し、地中海でのロシア機の大破により、シリアでのテロ闘争という高邁な課題を遂行したロシアの英雄たちが戦死したことに対し、深い哀悼の意を表します。」シリア国営のシリア・アラブ通信(SANA)がアサド大統領の電報文を引用して報じた。

アサド大統領はこの事件の責任はイスラエルにあるとし、「自己の低い目的を達成するために常に最も汚い手段を用いる」と厳しく糾弾した。

露国防省は、ロシア軍機IL-20との通信が途切れたのは、同機がシリアのフメイミム空港に戻る途中のモスクワ時間9月17日深夜23時(日本時間で18日午前5時)頃だったと明らかにした。同省の調べによれば、当時IL-20機は地中海沿岸から35キロの地点に位置していた。ほぼ同時刻、イスラエルのFー16 戦闘機 4機がラタキヤにあるシリア政府軍の拠点を攻撃していたほか、仏フリゲート艦「オーヴェルニュ」からもミサイルが発射されていた。

露国防省は、イスラエルがロシアに ホットラインを通じてシリア作戦の計画を通知したのは、攻撃開始のわずか1分前であったために、IL-20を安全圏に出すことは間に合わなかったと指摘している。

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