フーシ派、アラブ有志連合とそのイエメン国内同盟勢力への攻撃停止を表明

© REUTERS / Khaled AbdullahFollowers of the Shi'ite Houthi movement shout slogans during a demonstration to commemorate Ashura in Yemen
Followers of the Shi'ite Houthi movement shout slogans during a demonstration to commemorate Ashura in Yemen - Sputnik 日本
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イスラム教シーア派運動「アンサール・アッラー(神の支持者)」を母体とする武装組織「フーシ派」が、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)、及びイエメン国内における両国の同盟勢力に対するミサイル攻撃と無人航空機による攻撃を一時停止すると表明した。最高革命委員会の声明では、これによりアラブ有志連合が「侵略と封鎖を継続していく正当性」を失うと述べられている。

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ロシアメディアは、「全ての戦線における軍事作戦を凍結・停止したうえで、公正な平和に到達する用意がある」との声明の抜粋を伝えている。

イエメン共和国での内戦は2014年、スンニ派が多数を占める同国内での自治権を求めて闘争するシーア派分派であるザイド派の武装集団、フーシ派の勢力が、同国北西部の都市アムランに強襲をかけて占領した後に始まった。それ以降、シーア派勢力とイエメン政府の間の戦いは、2015年にはイエメン政府側にサウジアラビアが主導するアラブ有志連合が加わり、双方にとって成功が定まらないまま進行している。2018年9月17日には、サウジアラビアとUAEに率いられたアラブ有志連合が、イエメンの非常に大きな港湾都市フダイダに対する攻勢を再開。他ならぬこの都市を経由して、必需品の供給が同国内へ行われている。

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