05:22 2019年11月15日

米国はシリアでクルド人勢力を見捨て、彼らを国境地帯に残し、トルコとの戦いを余儀なくさせた=ペスコフ大統領報道官

© REUTERS / Turkish Defence Ministry
中東
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ロシアのペスコフ大統領報道官は、米国のシリア担当特使ジェームズ・ジェフリー氏が、トルコによるシリア北部でのクルド人勢力に対する軍事作戦について、停戦合意で指定された地帯からクルド人勢力が撤退することに疑いを示したことにコメントした。ペスコフ氏は、米国は近年、クルド人勢力の最も親しい同盟相手だったが、クルド人勢力を見捨て、彼らを国境地帯に残し、トルコとの戦いを余儀なくさせたと述べた。

トルコのエルドアン大統領は今月9日、同国で活動が禁止されているクルド労働者党とテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)」に対する「平和の泉」作戦をシリア北部で開始したと発表した。トルコ軍は同日、ラス・アル・アインなどのトルコとの国境の複数のシリアの町を空爆した。

ペスコフ氏は「米国は近年、クルド人たちの最も親しい同盟相手だった。(だが)最終的に米国はクルド人らを見捨てた。事実上、彼らを裏切った。今や米国は、(クルド勢力との同盟ではなく)、クルド人らを国境に残し、トルコとほぼ戦うことを余儀なくさせるほうを選んでいる」と述べた。

ペスコフ氏はまた、クルド人武装勢力が撤退しない場合、「(クルド人武装勢力の撤退を監視することで合意している)シリアの国境警備隊とロシア軍警察が撤退することになる」のは明白であり、「事実上、残されたクルド人勢力はトルコ軍に押しつぶされるだろう」と強調した。

22日、プーチン大統領はトルコのエルドアン大統領と6時間以上にわたって会談した。プーチン大統領は会談後、ロシアとトルコがシリア北部の状況について一連の合意に達したと発表した。プーチン大統領はこの合意を「運命を左右するほど非常に重要」なものだと指摘した。

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