「どう切り出していいのかすら分からない。挨拶、別れ、あるいはお悔やみでしょうか」アリザデ選手はインスタグラムの自身のアカウントにこのように綴った。
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キミア・アリザデ選手はイラン当局を厳しく非難した。同選手は自身を数百万の国内で抑圧された女性の一人だと語る。
「彼らは私を、彼らが必要とするところに送った。私は命じられたもの全てを身に着けた。」アリザデ選手はこう綴り、ヒジャブのことをほのめかした。ヒジャブはイラン女性が装着しなければならない頭の被り物で、スポーツの試合も例外ではない。
アリザデ選手によると、イラン政府は彼女のメダルに喜んだが、然るべき敬意を示さなかったという。「私はテコンドー、安全、健康で幸せな人生以外のものは求めていない」と同選手は記している。
同選手は生活を予定している国を明かしていない。AFP通信によると、アリザデ選手はオランダ代表として試合に出るのではないかと言われている。
2016年リオデジャネイロ五輪でアリザデ選手はテコンドー女子57キロ級で銅メダルを獲得した。また世界選手権の銀メダル、銅メダルも有している。