04:13 2020年07月12日
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レバノンのミシェル・アウン大統領は新たに発足した内閣の首相にハッサン・ディアブ氏を任命した。首都ベイルート近郊のバーブダにある大統領府で行われた記者会見で報道官が明らかにした。

アウン大統領は新内閣に関する文書に署名し、これによりハッサン・ディアブ氏を首相とする内閣が発足した。新内閣には技術専門家(テクノクラート)からなる20人の大臣が名を連ねている。しかし、国民の大半は発足した新内閣を支持していないほか、この内閣を支持しない政党も多いことから、同国の混乱は今後も続くとみられている。


同国の経済状況は悪化の一歩をたどっており、体制に対する国民の不満が高まっている。レバノンでは外国口座への送金が停止されているほか、ドルへの換金は一週間当たり1,000ドルに制限されている。さらに、外貨に換金する際の手数料が大幅に引き上げられるなどの措置が取られている。

こうした国内状況を踏まえ、2019年10月からレバノンでは反政府活動が活発化した。デモの参加者らは経済改革と汚職の撲滅、および汚職に関与した政治家に対する法的追及を要求している。

10月29日にはサード・ハリーリー首相が辞任に追い込まれた。アウン大統領はハッサン・ディアブ氏を新首相に任命したものの、野党からの批判も強いことから組閣には至らず、およそ2か月にわたって政治的空白状況が続いていた。

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