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    三菱自動車

    三菱自動車には自動車市場の危機に対処できるものがある

    © Sputnik/ Ruslan Krivobok
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    リュドミラ サーキャン
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    ロシアの自動車市場の落ち込みは十分顕著に感じられる。しかし三菱自動車に自社のプレゼンスを低下する計画はない。その反対に三菱自動車は、生産の現地化を現在の17パーセントから30パーセントまで増やす方針だ。

    在ロシア三菱自動車正規輸入販売会社「MMC Rus」の高井直哉(たかい・なおや)社長は、ラジオ「スプートニク」に次のように語ってくださった。

    「30パーセントくらい伸ばすと聞いています。ロシアは非常にダイナミックなマーケットだと思います。まずよく言われることですが、人口一人当たりの保有台数が今のところ360台ー380台と非常に少ない。米国の場合は800台、日本の場合は600台となっており、ロシアは非常にポテンシャルが高いと思います。その他にも工場、ディーラー、ディストリューターなど、携わっている方のレベルが高い。とくにディーラーセンターのレベルが非常に高く、効率も非常にいいので、米国、欧州、日本などと比べてお客様もディーラーさんに行くのにあまり躊躇しないと思います。非常にカスタマイズケアが上手だと思うので、ロシアのマーケットにポテンシャルを感じます」。

    三菱自動車は2015年、ロシア全地域で販売店の数を141店舗から150店舗まで増やすという目標を掲げた。三菱自動車はロシアのカルーガにある組立工場で、クロスオーバーSUVの「アウトランダー」と「パジェロスポーツ」の2種の車種を生産している。日本のあらゆるメーカーにとって何よりも大切なものは、質だ。そのため三菱自動車は、ロシア国内で同社の要求に合致するサプライヤーを探している。今のところは、米国、タイ、フィリピンで三菱自動車のために部品などを供給しているビジネスパートナーたちが、生産に必要不可欠な機器や部品を供給する。高井社長によると、サプライヤーはカルーガ、あるいはサンクトペテルブルグに拠点を構える可能性があるという。

    今週、三菱のブランドを好むロシアのファンたちにサプライズが提供された。4月6日、全ディーラーネットワークで、三菱アウトランダー改良版の販売がスタートした。改良版では、三菱の新たなデザインコンセプト「ダイナミックシールド」が具現化されている。複数のオプションモデルは大幅に改善されたが、価格は実質的に値上がっていない。高井社長は、自動車市場の現状を考慮して、三菱のフラッグシップモデル「三菱アウトランダー」改良版の価格を引き上げないことに決めたと述べ、100ヶ所以上の改良が施されたアウトランダー改良版が、「三菱アウトランダー」を支持する顧客にとって手に入れ安いものになることを望んでいるとの考えを表された。

    三菱自動車は、クライアントをひきつけるために、廃棄と下取りシステムに関する魅力的なプログラムを用意した。同プログラムは、新しいアウトランダーにも適用される。
    三菱自動車は、電機自動車やプラグインハイブリッド車などによる環境に優しい移動手段を促進するイノベーションプログラムにも大きな関心を払っている。三菱自動車は、「プラグイン」テクノロジーの先駆者の一つだ。

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