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    日本よ、本当にテロとの闘いに加わる覚悟か?

    日本、本当にテロとの闘いに加わる覚悟か?

    © REUTERS/ Toru Hanai
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    アンドレイ イワノフ
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    安倍首相はテロ対策の強化に全力を注ぐよう指示した。12月8日から日本外務省内には国際テロ情報収集ユニットが開設される。だが日本はテロリストとのリアルな戦いにどれだけ真剣に望む構まえなのだろうか?

    モスクワ国際関係大学、国際調査研究所の上級研究員、アンドレイ・イヴァノフ氏は、この件に関して次のような考察を表している。

    「テロ組織が軍事、政治上の目的を遂行するために様々な国の政府を利用していることは公然の事実だ。たとえば『アルカイダ』はアフガニスタンでソ連軍に抵抗していたが、これは米国CIAの支援と庇護を受けていた。それにこのダーイシュ(IS,イスラム国)だってトルコ、カタール、サウジアラビアが合法的なシリア大統領であるアサド氏を打倒するのに利用している。

    どんなテロリストもただで戦うことはない。このためテロと効果的に戦う最良の手段はテロリストへの資金源を断つことだ。まさにこれをシリアで戦うロシア人パイロットらは行なっているのであり、石油の採掘、貯蔵場所やシリアでダーイシュが採掘した石油をトルコへと運ぶ(そしてこれはトルコから世界の様々な消費者へと運ばれるのだが)輸送車に直接的に空爆を仕掛けているのだ。

    だがシリア人から盗まれる石油の流れを迅速に止めるためにはシリアとトルコの国境を閉じる必要がある。この国境は実は、世界の様々な国でダーイシュによってリクルートされた武装戦闘員や武器の通り道となっており、これらはまさにトルコを通じてダーイシュのもとへと届けられている。

    国境を封鎖するよう米国は頼んだが、トルコはそうしたオペレーションを行なう資金源がないことを理由にこれを拒否。だがこの拒絶には他のわけもある。

    第1にダーイシュの採掘した石油取引に関与するトルコ人役人、政治家、軍人らは収入源を失うことを欲していないこと。第2に国境が封鎖された場合、シリアのダーイシュはただでさえ武装戦闘員、武器の補給の道を断たれ、壊滅への速度を速めてしまう。そうなればエルドアン氏の計画にとっては打撃だ。なぜならエルドアン氏はシリアを掌握し、その後これを、その復活をひそかに夢見るオスマン帝国の一部としようとしているからだ。

    この例ではテロとの戦いの関心が政府の関心、この場合トルコ政府の関心といかに対立するものであるかがはっきりと見て取れる。

    ところでここ数日、ダーイシュの石油インフラへの爆撃に英仏が加わった。英仏の動機は異なる。オランド仏大統領はテロリストらに先日のパリへの攻撃の見せしめを行う断固とした姿勢を示そうとしている。キャメロン英首相にはダーイシュに対する勝利者のひとりとなり、シリアの将来を決める権利を得たいという目論見がある。キャメロン氏はオバマ氏と同様、シリアの将来をアサド氏抜きで描いており、米国と同じように現シリア政権に反対して戦う他の武装集団をテロリストとして認識することも、これに攻撃を行うことも拒否している。それだけではない。反アサド派にアサド体制転覆を、またはシリア領土の一部を強奪するのを幇助するため、米英はどうやら今、NATOの陸上部隊をシリア領内に送り込むことをたくらんでいるらしい。言い方を変えると、テロリストらには西側が嫌うアサド氏をどかすことが出来なかったため、西側のテロリスト庇護者らは今度は自ら乗り出して国家テロを起こそうとしていることになる。

    テロを相手にした戦争に加わるにあたり、日本が絶対に理解しておかねばならないのは、このゲームの非常におかしなルールだ。テロリストと認証されるのは欧米や他の「文明国」に攻撃を仕掛けた人間だけであり、シリア、ロシア、中国にテロ攻撃を行う者らは自由や民主主義を勝ち取ろうと立ち上がった「文明人」と見なされる。問題なのはこうした「戦士(文明人)」らはよくコントロール下から外れてしまい、欧米の一般市民を殺害しはじめるということだ。

    もし日本がテロリストを「悪者」と「善玉」に仕分けるとすれば、日本も裏切り者らの標的になりかねない。こうした裏切り者は西側から資金と援助を喜んで受け取りながらも、やはり西側の文明、これに日本も相当するのだが、これを敵ととらえ、勝利を手にするまで戦うべしと考えている。」

     

     

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    テロ, 日本
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      rumi suzuki
      安倍がみせかけだけなのは誰の目にもハッキリしてると思いましゅ。
      もし本気なら、とっとと自衛隊、送っていたはずでしゅ。ドイツよりも早く。
      プーしゃんも、安倍にプレッシャー与えて早く原爆口に咥えて北朝鮮のロケット乗って、
      米国に飛んでもらってくだしゃい。
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      catss4
      アベシンゾーとエルドアンのズブズブ  (てげてげブログ)

      問題は、安倍総理が「悪化した露土関係の調停をしたい!」と、訪仏前から東京で語って張り切っていた理由は何か? だ。
      「エルドアンの息子によるイスイス団強奪石油闇取引関与が暴露されるのを恐れてのことかもしれませんねW」

      「シリア・イラクからISISが強奪した原油をトルコ・イスラエル経由で日本も買っている」 ということだろう。
      ISISは資金源としてシリアで盗掘した石油をトルコへ運び込む。

      この盗掘石油を扱っているのはエルドアン大統領の息子、ビラル・エルドアンが所有する海運会社、BMZ社だ。
      BMZ社は、燃料輸送車やパイプラインでレバノンのベイルートやトルコ南部のジェイハンへ運び、そこにある秘密の埠頭から日本へ向かうタンカーで運んでいるという。 

      「トルコ大統領の息子BiloiがISISから毎日60万トン石油を安く輸入し、イスラエルと日本に販売している」 という『新浪軍事』の記事もある。
      アベ・シンゾーは、
      ISISがシリアで盗掘した原油を、トルコのエルドアンの息子経由で日本も買っている! というドロドロ・ズブズブの関係が心配だった。
      しかし、ロシア軍は盗掘石油の精製施設や燃料輸送車を空爆で破壊、こうした石油の流れを止めてしまった。
      結果…、エルドアン大統領一家のビジネスは壊滅的な打撃を受けるわ、日本にもISIS原油が流れて来なくなるわ、大変ですなぁ。

      ☆ そして、無傷 トヨタ車。
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      catss4
       ISISとの戦いも、彼らテロリストの背後にはアメリカ(CIA)、イスラエル(モサド)、トルコ(エルドアン一家)、日本(アベッチ族)がゐて、あらゆる陰湿な手段を動員してプーチンのロシアを敗北させようと必死である。
      (飯山ブログ)
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      hidea7889
      世界1のテロリストアメリカがいる限り世界に平和は訪れない。
      人間のクズ安倍ちんぞーは早く消えろ!
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      blue-dragon

      ↓安倍総理に関していろいろな情報があがっているようですな。w
      ・・・・・・・・・・・

      c3plamo.blog.fc2.com/blog-entry-1673.html


      安倍首相、石油ビジネスをしているエルドアン大統領の息子と首相官邸で懇談
      t.co/kGpRLxr6eV

      ISISから密輸した原油は日本向けのタンカーに載せられる
      t.co/iADLygT5QW

      【午後】0時8分、官邸。18分、トルコのエルドアン大統領の子息と懇談。世耕弘成官房副長官同席。

      「ビラルエルドアンの海事会社がベイルートとジェイハン港に特別な埠頭を所有している。それら港は日本行きの石油タンカーにISISによって密輸された原油を積み込んで輸送するための港。」


      【アベシンゾーが、ISISの石油を買っていた】
      blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1971051.html
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      rumi suzuki返事としてblue-dragon(コメントを表示するコメントを表示しない)
      blue-dragon, しゃん、
      信ぴょう性は、どでしゅかね???
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      blue-dragon返事としてrumi suzuki(コメントを表示するコメントを表示しない)
      rumi suzuki, さん

      真実の解明は時間の問題ではないでしょうか。w
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      rumi suzuki返事としてblue-dragon(コメントを表示するコメントを表示しない)
      blue-dragon, しゃん、
      踊らされたら、時間の問題じゃ済みましぇんよ。
      いかにも踊らされそな人ばかりいたよな感じでした。
    • Dr. ダイジョーブ
      まさに正鵠を得た記事だ。
      そもそも、シリア・イラクの混乱の淵源は、100年前にヨーロッパ帝国主義者がサイクス・ピコ協定で勝手に国境を引いて、中東に人工国家群をつくったことにある。
      第2次世界大戦後は、ヨーロッパ列強に代わり、アメリカが主役となって、中東の石油利権のために、中東各国の国内政治を自由気ままに操ってきたわけだ。
      2001年の9月11日以降、アメリカがアフガニスタンとイラクで始めた愚かな戦争のために、中東の宗派間、部族間、国家間のバランス・オブ・パワーが崩れた。これがダーイッシュ誕生の直接的な原因になったわけだ。
      つまり、今日の中東の混乱は欧米がつくったわけだ。故に、我が国が、今、シリアとイラクで行われている奇妙奇天烈なゲームに参加する必要はない。全くない。
      もし、アメリカから、この戦争に参加するように脅されても、『なぜ、我々が、あなたがたのクソまみれの汚いケツを拭かねばならないのですか』と言って、断ればいいんだ。
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      blue-dragon
      【安倍総理は、自衛隊をアメリカの息のかかった軍隊にしようとしている。】
      8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-2f02.html
      以下転載・・・

      「アメリカの対テロ戦争のため」「世界の平和のため」という名目で、自衛隊をどこでも使えるようになる。もちろん、本当に平和のためならいいですよ。でも実際には裏で金儲けのために戦争を企む連中がおり、まさに米軍がそれに使われている。そこに自衛隊も使われることになる。

         そして(中東が利用されるので)、本当に独立したい中東の人々の恨みを買うことになる。「何で植民地を解放してくれた日本が向こう側に回るのだ」ということで恨みを買ってしまう。」
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      tanaka masayoshi
      やすべーこそ、テロリストであり、日本国民の敵だ!
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      rumi suzuki返事としてblue-dragon(コメントを表示するコメントを表示しない)
      blue-dragon, しゃん、
      言わずと知れたことでしゅが、安倍は米国の指示がないと動きましぇん。
      正確に言うと、米国の傀儡政府と同じ動きをしましゅ。
      でしゅので、仮に中東行く場合、米軍でも、ペンタゴン正規軍に加わるのではなくて、シリア政府を攻撃してる傭兵軍に加わることになってしまいましゅ。 これじゃさしゅがに変だとバレましゅので、米国は要請してこないでしょね。  中東行く場合は、アサドの許可のもと、ロシアの支援目的で行く必要ありましゅ。

      でも、集団的自衛権は中国攻撃のため通したはずでしゅ。 シリア行くつもりなんか、はなからないはずでしゅ。
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      ohasirasama
      まずはテロリストでもある安倍偽政権に対して、国家反逆罪並び外地誘致罪の罪で死刑にすることが最も重要だな。同時に国際法違反でもある在日米軍に対しても国際法に基づいて損害賠償その他並びに関係者を死刑にすることも重要である
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      bertrandsushibarrussell
      rumi suzuki, 工作員ですよね?共産主義者ですか?
      変な日本語を何故しゃべるんですか、日本を破壊するためじゃないんですか?
      朝鮮人成り済ましかその子孫ですか?中国人の日本人成り済ましですか?周囲に反社会勢力の知人がいますか?反社会勢力との繋がりがありますか?


      記事の趣旨にはほぼ同意
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      rumi suzuki返事としてbertrandsushibarrussell(コメントを表示するコメントを表示しない)
      bertrandsushibarrussell,

      うーーーーーーーーーーーーーーーーー、ワン!

      怒りましゅよ。
       
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      sy070208
      近々に日本で偽旗テロ事件が起こされます、注意が必要です。

      その観点から、日本で起こりそうな偽旗テロの予兆として挙げられるのは以下の二件です。
      (1)アンチ米戦争屋日本人の鳩山元首相の車が、親・米戦争屋の似非右翼団体に取り囲まれるハプニング発生
      (2)親・米戦争屋似非右翼の担ぐ靖国神社にて反日韓国人による小規模の爆破テロ事件発生
      blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/35489496.html
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