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    「オックスファム」専門家:「経済格差は、解決を要するグローバルな問題」

    「オックスファム」専門家:「経済格差は、解決を要するグローバルな問題」

    © AFP 2017/ Sergei Supinsky
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    貧困の克服に取り組む非営利団体オックスファムは、経済格差に関する報告書を発表した。オックスファムの報告書によると、2015年に「世界の1%が残り99%より多くの富を所有する」という状況となった。

    オックスファムで格差調査の責任者を務めるニック・ブライアー氏は、経済格差の問題について、通信社「スプートニク」に次のように語った-

    「経済格差を進展させたのは、過去数十年にわたって作用している複数の要素だ。例えば、裕福な人々は、自分の給料を自分で決めることができる。そのため私たちは、企業責任者たちの給与額が著しく上昇したのを目にした。彼らが労働者の平均給与の300倍以上の給料を受け取っていることもよくある」。

    ブライアー氏によると、世界の最も裕福な人々と大手企業がオフショアを利用して資金を隠すことによっても経済格差が広がっている。ブライアー氏は次のように語っている-

    「裕福な人々が所有している7兆6000億ドルは、オフショアに保存されている。裕福な人たちは、経済を刺激し、雇用を創出し、一般市民の給料を上昇させ、また教育や医療にまわされる税金が支払われるべき資金を隠したのだ」。

    ブライアー氏は、経済格差による影響や、格差をなくすための対策について、次のように指摘している-

    「経済格差はグローバル経済の安定と世界経済の成長に否定的な影響を与えている。経済格差は、貧困の削減を妨げ、民主主義や社会的一体性の強化に否定的に作用する。そのため経済格差はグローバルな問題であり、これは解決する必要がある。グローバルな税システム改革が必要だ。各国の政府は、特に教育や医療などの社会サービスに投資しなければならない。全ての人に仕事を提供し、最貧困層の生活水準を高める必要がある。最低賃金は引き上げられなければならない。もしこれらの措置が取られらなかった場合、貧富の格差は拡大を続けるだろう」。

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