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    経済学者:原油安は底なしのような気がする

    経済学者:原油安は底なしのような気がする

    © 写真: katsrcool
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    原油価格は下落の一途を辿っている。世界のマスコミによると、過去15ヶ月で原油価格は70パーセント値を下げた。また頻繁に「原油価格が過去最低を記録した」と報じられた。

    原油と水、今高いのはどちらか?飲料水が安価ではないのは明らかだ。19リットルの飲料水の価格は、およそ15ドル。もしこれが原油だったとしたら、消費者はその3分の1弱の価格で買うことができるだろう。このことから、原油に依存する経済が打撃を受けていると考えられる。

    原油市場の状況がさらに悪化する可能性はあるのだろうか?また原油価格に底値は存在するのだろうか?

    経済学者でコンサルティング会社「DVアドバイザーズ」の代表取締役を務めるパトリック・ヤング氏は、「我々はあたかも奈落の底に落ちているような気がする。『スター・ウォーズ』や他の映画のエンディングのように、登場人物が奈落の底へ落ち、消えて行くような感覚が沸き起こる」と指摘している。

    またヤング氏は、次のように語っている-

    「私たちは、最近まで1バレル=100ドル超だった価格が、現在の数値まで下がったのを目にした。これには終わりがないように思われる。価格が10ドルになると考えている人たちもいる。もちろんこれは、非常に恐ろしい見通しだ」。

    なおヤング氏によると、現在の原油価格の下落は、「単純明快な経済現象」で、市場は今、単に飽和状態にあるだけだという。ヤング氏は、次のように説明しているー

    「アラブ首長国連邦とサウジアラビアは、気が狂ったように原油を汲み上げている。イラクは、内戦やその他の問題によって長い間同国ではみたことのないような量の原油を採掘し、他の多くの国も、原油採掘に必死になって取り掛かっている」。恐れを知らぬ「シェールガス」の巨匠である、米国の中小規模のサプライヤーにも注目せずにはいられない。彼らはどこからともなく現れ、すぐに石油市場の主要プレーヤーとなった」。

    ヤング氏によると、問題の根源は、需要と供給のアンバランスにある。なおヤング氏は、1970-1980年代に石油輸出国機構(OPEC)加盟国が集まって原油価格を設定していたようなことが再び繰り返されることはないとの見方を示している。

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