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    「魔法にかかったみたい」日本ファン待望のHINODE2016

    「魔法にかかったみたい」日本ファン待望のHINODE2016

    © 写真: リュドミラ・ドミトリエヴァ
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    徳山 あすか
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    23・24日両日、モスクワのモスクヴィッチ文化センターにて、日本の伝統文化と現代のカルチャーを紹介するフェスティバル「HINODE2016」が開催された。

    5回目の今回は内容を更に充実させ、華道や書道はもとより、キャラ弁作り講座など、様々なレクチャーやワークショップも開講。和太鼓演奏団「暁天」など多数のゲストがパフォーマンスを行い、日本や日本文化に関心をもつロシア人が全国から集まった。

    日本のお菓子専門店「Tabetai」のブースにはひっきりなしにお菓子を求める人が立ち寄り、売り場は息つく暇もないほどだった。販売担当者によれば、一番売れているのはUHA味覚糖のぷっちょアソート。買い求めた人によれば「食感がたまらない」ということだ。また、会場内に自販機を構えたダイドードリンコの関係者によれば、売れ筋はミスティオグレープスパークリングだ。ダイドーはモスクワ中心部ではよく知られるようになってきたが、日本でおなじみのタイプの自動販売機は、ロシアではまだまだ一般的ではない。ロシアの自販機の多くは押して商品を取り出すようになっているため、飲み物を取り出すときに取り出し口を持ち上げず、つい押してしまう人が多い。取り出し口を持ち上げるダイドーの自販機の方が、手をはさんだり商品が引っかかったりすることがなく、ごみが中に入ることもないので衛生的だ。

    日本のお菓子専門店「Tabetai」のブース
    © 写真: 徳山あすか
    日本のお菓子専門店「Tabetai」のブース

    HINODEは、ロシア人に日本を紹介するだけでなく、日本人の出演者にとっても、ロシアを知る良い機会になった。沖縄県・石垣島出身の女性ユニット「やなわらばー」の石垣優(いしがき・ゆう)さんと東里梨生(あいざと・りお)さんはライブ出演のため、初めてロシアに来た。HINODE出演のオファーがあったとき、ロシアに対するイメージはほとんどなかった。やなわらばーの音楽は、時代に左右されない、しっとりしたメロディのものが多い。アニメやコスプレから日本に興味を持ち始めた人が多いロシアで、どのように自分たちの音楽が受け止められるのか?と少し心配する気持ちがあったという。しかしフェスティバルに先駆けてモスクワで行ったライブは大成功をおさめ、前夜インタビューでは、「楽しんで思いっきりやりたい」と話してくれた。

    石垣さん「ロシア人に対するイメージが変わりました。話してみるとみんな優しくて、男性はレディーファーストですね。先駆けて行ったライブでは、日本のことが好きという方が集まってくれ、とても温かく受け入れてもらえました。日本のことに全く興味のない人たちの前でも、歌ってみたいという気持ちも少し出てきました。」

    東里さん「ロシアの街並みがとても綺麗で、たくさん写真を撮りました。ロシアに来たことで、日本人との感覚の違い、考え方の違いも感じることができ、ここにいるだけでとても貴重な体験だと思います。沖縄の文化も少し、伝えられたらいいなと思っています。」

    やなわらばーの歌を初めて聴いたHINODE来場者のクセーニヤ・チモフェーエヴァさんは「ロシアの歌と全然違いました。ああいうスタイルの歌に慣れていませんでしたが、とても美しかったです。歌を聴いているとき、魔法にかけられているような感じがしました。もっともっと、日本が好きになりました」と述べた。

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    露日関係, ロシア
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