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    ロシア、日本の脱原発を助ける

    ロシア、日本の脱原発を助ける

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    日本は福島第一原発の事故処理のために一連の困難な課題を解決することになる。うちの一つが、停止した6つの原子炉の廃炉だ。ロシアはこの分野における豊富な経験を日本と共有することができる。

    こうした可能性について、モスクワで6月1日に開かれた、「ロスアトム」社のバックエンド関連製品およびサービスの国際販売をテーマとする展示会「アトムエクスポ」の記者会見で、「テフスナブエクスポルト」社のバックエンド課長ミハイル・バリシニコフ氏が語った。

    TENEXの商標で知られる「テフスナブエクスポルト」社は、2016年から積極的に原子力発電所の廃炉に関するサービスや製品を提供している。同社は福島第一原発における溶融物の除去について自社の技術を提供する準備ができている。ただ、バリシニコフ氏によれば、「ロスアトム」には溶融物の除去に関する一般的な方法論があるが、情報が不足しているため、今のところ具体的なシナリオは存在しないという。

    「どこに溶融物があるかなど、誰にも分からない。その正確な組成も、誰にも分からない。したがって、何をどうすべきかについて全体像を得ることは誰にもできない。まさにこのような物質の取り扱いについて、ロスアトム社にはユニークな経験がある、と言える。ソ連の機関はチェルノブイリ原子力発電所の原子炉下の空間に形成された溶融物の組成の分析に直接参加していた。サンプルは調査のためにモスクワに送られた。この経験をロシア企業は東京電力に提供し、溶融した原子炉から燃料を抽出し、切断し、処分する最良のシナリオを策定できるようにする準備がある。」

    バリシニコフ氏によれば、原子力産業での協力はしばしば技術置換原則に基づいて構築されており、それが日本企業との協力で用いられる可能性がある。

    「我々はこの意味で、日本を代表する業界最大手と話し合いをしている、と言える。我々はある種の共同プロジェクトの枠内で、日本にロシアの経験を適用することを彼らに提案しており、日本側も、我々がロシアの注文主に彼らを紹介するよう、同様のことを我々に頼んでいる。具体的には、バックエンド関連の日本の開発品、放射性廃棄物の取扱いについてだ。放射性廃棄物の取扱いに際して日本は、高精密機器の開発についてそう多くの蓄積を有していない。日本はこれをロボット技術とは名付けず、ある種の自動化ソリューションであるとしている。我々は三菱、東芝、日立という日本の大企業三社と交渉中だ。」

    「ロスアトム」社は原子力産業における70年の活動で、バックエンドに関して極めて豊富な経験を蓄積してきた。ハンガリーの「パクシュ」原発事故後の処理ではロシアの組織が壊れた燃料を除去し、搬出できるようにした。2014年には燃料はハンガリーから搬出され、すでにロシアの生産複合体「マヤーク」で処理された。 2009年にはセルビアの研究用原子炉「ヴィンチ」から出た使用済み核燃料のロシアへの搬出と処分に関するロシア・セルビア間の合意が締結された。次は福島第一原発の番、かも知れない。

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    露日関係, 日本, ロシア
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      catss4
      原発は 利権の温床なので はたして 脱原発に移行するかどうか
      原発でなくても エネルギーの確保の道はある
      利権に執着しなければ もっとすんなり 話は進む

      diamond.jp/articles/-/75646
      原発ゼロでなぜ電力がたりているか

      www.youtube.com/watch?v=7-2Z-mEm4Ro
      電力自由化という洗脳
      送電線は国有化すべき

      ○ 海外で日本の売った原発が事故を起こした場合、
      その費用はすべて日本国民の税金から支払う約束になっている
      「311放射能汚染で1カ国20兆円以上の賠償が
      日本に求められることが確定的になった」
      ameblo.jp/64152966/entry-11799188935.html

      ○ blog.goo.ne.jp/zabuyamato/e/d916fddedd17a5e7d372b0c51fb36241
      放射能を中性化 中和させる  1時間半で  ロシアの技術
    • ネットもぐら
      初めてフクシマに灯りが見えた!
      この5年間全く手つかずで成すがままに空気中に土中に放置された核燃料。
      情報はスプートニク以外に何もなく、異常な海霧や突如として上がる空間線量を危惧するばかり。

      日本が大きく変化するのは常に外国勢力の影響を受けたときのみで内部改革が出来ない体質は千年単位に及び有史以前からのことだろう。
      御召車を作っていた日産が多国籍企業となり三菱をも飲み込む、三菱は自動車に限らず重工も電気もガタガタ。日本は変わりつつある!と願いたい。
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