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    極東発展省のアレクサンドル・ガルシカ大臣

    ロシアの立場は協力への開かれた姿勢

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    東方経済フォーラム (57)
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    日本のビジネスは政治とは関係なく、日本企業は外国市場への進出については常に独自の判断で動くという見解を耳にする。だが露日経済関係はまさに今年5月のソチでの両国首脳の会談で安倍首相がプーチン大統領に8項目からなる二国間経済協力プランを提案した後に活発化し始めた。

    極東発展省のアレクサンドル・ガルシカ大臣は第2回東方経済フォーラムを目前に控えた9月1日、ルスキー島でのブリーフィングにのぞみ、極東のビジネス発展に巨大な影響を及ぼしているのはこのフォーラムに日本、韓国の両首脳が出席していることだとして、次のように語っている。

    「我々にとっては安倍首相を団長とする日本の代表団が第2回東方経済フォーラムに参加することは非常に重要であり、これと同じく、朴大統領を団長とする韓国代表団の参加も非常に重要だ。ロシアは協力へは開かれた姿勢をとるという立場を示している。我々はフォーラムのフィールドで露日の貿易経済関係が新たな弾みをつけるものと考えている。」

    ガルシカ大臣はさらに日本政府内でロシアとの経済関係拡大を担当する大臣という新たな役職が設けられたことの重要性を指摘した。「我々はこれを(新たな役職の創設を)日本政府が露日経済関係を集中的に拡大させたいと望んでいる証拠だと受け取っている。」ガルシカ大臣は記者団からの質問にこのように語っている。

    もちろん日本企が極東プロジェクトへの投資を決める上で影響を与えているのは完全に経済的なファクターであるというのも間違いではない。ロシアは極東への投資を誘致する上で外国企業に対し、出来上がったインフラ、行政プロセスの緩和、税の優遇策、プロジェクトへの融資支援、人材の確保、製品の輸出に際しての協力を提供している。

    ガルシカ極東発展相の見解では、 日本のビジネス界の判断に決定的な役割を演じたのは日本の金融構造を主導する日銀の作業に国際協力銀行(JBIC)のための変化が生じたこともそうだ。ガルシカ大臣は「以前は銀行は融資をする側としての役割しか果たせなかったが、今年7月からは外国でのプロジェクトの融資において100%責任を引き受けられるようになった」と説明し、JBICのロシア進出は「日本の実業界にとってはシグナルとなった」と強調している。

    JBICはすでに極東で初のプロジェクトへの融資を行なっており、ウラジオストクのフォーラムのフィールドではJBICと極東投資誘致および輸出支援局との間に極東の先進発展領域(TOR)へ日本の投資を呼び込むための共同プラットフォームの創設についての合意が調印されることになっている。この合意が弾みとなり、日本からは実に多くの企業が進出するに違いない。

    今日、極東発展プロジェクトにおける外国からの直接投資額は2億2000万ルーブル(日本円で)。この投資額で1位と2位を占めているのはそれぞれ中国、日本だ。だが欧州、豪州の投資家らもますます多くの関心を表し始めている。第2回東方経済フォーラムでは総額1兆7千億ルーブル(日本円で)という記録的な値の210の合意が調印されることになっている。

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