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    スプートニクQ&A 「どうしてロシアで日本犬が好まれるのか:ブリーダーをビデオ取材」 【写真・動画】

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    読者のO.M.さんから次のような質問が寄せられた。プーチン大統領にも秋田犬が送られましたが、日本犬の知名度はどの程度でしょうか?ちなみに柴犬はどうでしょう?スプートニクはこの質問の答えを探すべく、柴犬のブリーダーを訪れた。

    ロシア・ケンネル連盟がスプートニクに語ったところでは、ロシア人に最も人気のある日本犬は柴犬と秋田犬だという。ロシアでは映画『忠犬ハチ公』の公開以降、秋田犬ブームが始まり、秋田犬の仔犬が日本からロシアに広く持ち込まれるようになった。また、2012年に秋田県の佐竹知事がプーチン大統領に可愛らしい秋田犬の「ユメ」を贈ったことで、さらに多くのブリーダーが登録されるようになった。

    柴犬もロシア人に愛され、大人気だ。この明るくエネルギッシュな犬種は、外見は秋田犬に似ているが、大きさは秋田犬よりもはるかに小さい。ロシアでどのように日本犬の繁殖が行われているのかを読者の皆様にお伝えするため、スプートニクはモスクワ州の柴犬ブリーダー「アクーロワ・ゴラ」を訪れ、オーナーのリュボフィ・ウワロワ氏とエレーナ・クレントフスカヤ氏に話を聞いた。

    スプートニク:いつ、どうして日本犬を飼育しようと決めたのですか?

    エレーナ:私たちが最初に飼った柴犬はポーランドから連れてきたものです。この子はもう14歳で、引退していますが、今でも明るく元気です。私たちは毎年、この子の誕生日を祝っています。この子が初めて私たちのところにやってきたとき、私たちはこの子に大喜びし、私が自分で飼うことにしました。日本人は類い稀なる民族で、犬までもが特別です。私はあまりにも自分の柴犬に魅了されたため、徐々にオフィスでの仕事をそっちのけにして、犬に携わる仕事をするようになりました。柴犬は適度に活発で、適度に落ち着いており、何もかもが適度に揃っています。柴犬といると、犬を飼っているというよりも、犬が自分と一緒に暮らしているのだと感じさせられます。

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    イタリさん

    スプートニク:日本に行ったことはありますか?何が一番良かったですか?何が一番記憶に残りましたか?

    エレーナ:私たちは一度、東京へ行きました。まず驚いたのは、空気がきれいで澄んでいること、車の流れがゆったりとしていて、自転車もゆったりと動いていて、誰もが自分の用事をするために整然と移動していることです。地下鉄の車両に乗り込むときでさえ、列に並ぶのです!私にはとても快適でした。そして、東京の公園の素晴らしいこと!人工島にも行き、8キロメートルの海底トンネルを通りました。人工島を訪れたのは夜でしたが、周りには潮騒が聞こえ、飛行機が飛んでいました。とてもきれいでした!帰国を控えた日の夜、私たちは夜の東京を散歩し、お寺に行ってお賽銭を投げました・・・私は日本から3頭の仔犬を連れて帰ることになっており、すべて上手くいくようにお祈りしました。

    イタリさんを抱くエレーナさん
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    イタリさんを抱くエレーナさん

    スプートニク:日本から仔犬を連れて帰ったということですが、どういったブリーダーだったのか、読者のみなさんに教えていただけますか?

    リュボフィ:私たちの仔犬はほぼすべて、日本のひとつの犬舎から譲ってもらったものです。神奈川県にある「シライ犬舎」で、ブリーダーは白井孝児さんです。彼は秋田犬を扱っており、奥さんが柴犬の繁殖を行っています。彼とはすぐに仲良くなりました。彼のおかげで、私たちは日本犬保存会に入会できたのです。

    ヨウタさん(左)、シェ・ミヒさん(右)
    © 写真: Sputnik 日本
    ヨウタさん(左)、シェ・ミヒさん(右)

    私たちは秋田犬を飼いたがっていた友人のために、この犬舎から女の子を連れて帰りました。その犬がフィンランドで開催された国際コンクールで優勝し、100頭の中で1位になりました。日本からロシアに犬を連れて行くことは極めて困難なため、私たちはこの業界の実質的なパイオニアでした。

    ノノカさん
    © 写真: Sputnik 日本
    ノノカさん

    スプートニク:ロシアで柴犬はどの程度人気なのでしょうか?人気に変動はありますか?

    エレーナ:ロシアでは今、柴犬の人気がピークだと思います。柴犬が人気なのは、表情がとても面白く、とても面白い声を出すからだと思います。柴犬は、犬を感じようとする人には向いていますが、犬に命令しようとする人には向いていません。この犬種は強い意志を持った性格で、人間が犬を調教するのではなく、犬が人間を調教するのです。

    リュウホウさん
    © 写真: Sputnik 日本
    リュウホウさん

    スプートニク:最後に、どのようにして犬の名前を決めているのか教えてください。

    リュボフィ:私たちは20年以上、犬の繁殖に携わっており、これまでに2000頭以上の仔犬を扱ってきました。うちに日本犬が登場したとき、私たちは喜びました。辞書を使うことができる!と思ったのです。私たちは兄弟の仔犬たちには、同じアルファベットの文字から始まる名前を付けています。ですから、その文字で始まる単語を見て、意味で名前を選んでいます。犬には名前が複数あることが普通で、犬はそのすべてに反応します。また、犬を「にゃんこちゃん」や「ネズミちゃん」と名付けることもあります。通常、私たちは犬を血統書の名前では呼ばず、私たちが気に入り、犬の性格とつながりのある名前を選ぶようにしています。例えば、「なごやか」という犬がいますが、私たちはその子を「ゴーシャ」(編集部注:ロシアの男性の名前)と呼んでいます。

    イタリさん
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    タイシさん
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