14:41 2018年08月17日
ウラジオストクの商業港

FESCO、日本に「早道」を提案

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ロシアの大手輸送グループ「Fesco」は商船三井と東海運と共に、日本の港からモスクワへ、ウラジオストクの商業港を通してシベリア鉄道で貨物を送る新しい速達サービスを開発した。

スプートニク日本

「はやみち (早道)」と名付けられたサービスは、アジア太平洋地域からロシアへのコンテナ貨物輸送を発展させる大プロジェクトの一部である。同プロジェクトの最初のサービスとなったのは「上海-モスクワ20日」で、昨年1月にスタートした。今日、この区間の貨物70%以上が同プロジェクトを用いて輸送されている。

現在、日本の海港からモスクワへ向う貨物の配達日数は27日ほど。通し船荷証券技術の改良により、「はやみち」は日数を20日にまで削減し、ロシアに最も近い港からは15日になる。内訳は以下の通り。

定期航路「Japan Trans-Siberian Line(JTSL)」での輸送がおよそ7日間。ウラジオストク港で処理を行い、鉄道に貨物を積み替えることに3日間。さらに7日〜10日間でシベリア鉄道を通ってモスクワに配達する。

配達日数は、定期航路や鉄道サービス、港湾の容量、強力なコンテナターミナルなどの自社資産を基盤としているFESCOが保証する。出発点は横浜、清水、名古屋、神戸、富山の各港となる。

新サービスは日本の輸送コミュニティに大きな関心を引き起こしたと、Fescoの報道部長マリア・コブゼワ氏がスプートニクのインタビューに対して述べた。

「新サービスが日本に発表された時に見た反応を考慮すると、プロジェクトの将来性は高いと考えている。『早道』は税関を含めた配達日数の遵守を保証する。今のところはモスクワへの配達だが、他地域への流通も可能だ。貨物ラインは非常に幅広いが、主となるのはコンシューマー・プロダクツだ。日本における何年間もの活動で、FESCOは同国で良い評判を得た。特に、『Japan Trans-Siberian Line』の定期航路はすでに25年以上、日露間の輸送を供給し、今日唯一の両国港湾間の直通コンテナサービスである。」

FESCOには100年以上の活動の歴史がある。そしてFESCOのオペレーションの大部分はロシア極東に集中している。同社は自社所有の船で貨物を輸送し、鉄道で極東からロシア全土や独立国家共同体(CIS)、中央アジアや欧州へと輸送する。

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