04:30 2018年09月21日
もはや人が住まぬ場所 廃墟写真家が見る世界

もはや人が住まぬ場所 廃墟写真家が見る世界【写真】

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全世界で産業観光(インダストリアル・ツーリズム)もしくはUrbex(都市探索)が人気だ。有名な下位ジャンルのひとつに、チェルノブイリなどの立ち入り禁止区域訪問がある。訪問対象は打ち捨てられた民家や会社、村などの廃墟。スプートニクは最も興味深い廃墟の写真を集めた。

スプートニク日本

打ち捨てられた地下壕

モスクワ在住ブロガー、ラナ・サトルさん(29)は、産業写真のファンの間で有名。ラナさんは町や地区の名前を明かさず、被写体の具体的な場所を決して記載しない。次の写真は、モスクワのどこかにある軍事地下壕の廃墟だ。

荒廃した村

モスクワ出身の起業家、アンドレイ・パブリチェンコフさんはすでに10年間、露コストロマ州の村々を研究している。2011年には打ち捨てられた村、アスタショヴォにある木造住宅を購入し、リノベーションした。今ではここにホテルと博物館がある。しかし、所有者が放棄した素晴らしい建造物は同地にまだまだたくさん残っている。

自然のリベンジ

仏旅行家で写真家のジョナサン・ヒメネスさんの専門は、かつて奪い取られていた空間を取り戻す自然のリベンジだ。ヒメネスさんは5年に渡り廃墟を撮影し、すでに30カ国を回った。春には写真集『Naturalia』を出版。自然が再び人口空間を飲み込む様子が映されている。

Публикация от Jonk (@jonjonkkkk) 23 Апр 2017 в 3:01 PDT

かつての栄華

ドイツ人のマティアス・ハッカーさんの作品は、産業観光と密接に関係しているわけではない。ハッカーさんは民家も、放棄された公共空間も撮影する。カメラはスイミングプール、温室、劇場、修道院、カジノを被写体に選ぶ。次の写真にはナイトクラブの廃墟が収められている。

​ハッカーさんの最も印象深い写真は、欧州の打ち捨てられた邸宅シリーズだ。こうした建築物の所有者がいないことは信じがたい。かつての栄華と現在の凋落の激しいコントラストは、真に黙示録的な光景だ。フォロワーは常に、被写体がどこにあるか知りたがるが、ハッカーさんは場所を明かさない。

物憂い遊園地

町の廃墟の更なるファンが、フランス人のロマン・ベイロンさん。彼は欧州のブルジョアの洒落た敷地も、工場廃墟やスタジアムの廃墟も、同様の満足感を持って撮影する。

​スプートニクのインタビューで以前、ベイロンさんは、日本の打ち捨てられた遊園地「奈良ドリームランド」やタイの幽霊ホテル「ベドゥグル・タマン」への旅について語った。

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