04:29 2018年09月21日
仮想通貨先物(アーカイブ写真)

仮想通貨先物は一瞬の現象、それとも長期的視野?専門家たちの見解

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仮想通貨先物取引が開始されたのは2017年12月。そのような機会を得た初の仮想通貨はビットコインだった。さらにどのような仮想通貨が先物取引される可能性があるのか、またそのツールはどのように変化するのかについて、専門家らが通信社スプートニクに語った。

スプートニク日本

仮想通貨先物取引の先駆者となったのは、ビットコインの先物取引を開始した商品取引所シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)。その後、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のCBOE先物取引所(CFE)も、ビットコインの先物取引を始めると発表した。先物取引開始後、ビットコインの価格は2万ドルという最高値まで上昇した。

ビットコイン先物契約とは、契約満了日までにあらかじめ決められた価格、数量で売買する義務。先物はデリバティブ(金融派生商品)であり、ハイリスクな投資だ。市場参加者が資産価格の予測を誤った場合、最初に投資した金額以上の損失を被ることになる。先物契約に基づく義務の履行は、その枠内で活動している法律に基づいて取引所が保証している。

  • 将来性のある資産

ビットコイン先物誕生後、複数のアナリストは、需要不足によりこのツールはすぐに消えるとの見方を示した。だがスプートニクが意見を伺った専門家たちは、これは市場参加者の大きな関心を集めているため、仮想通貨先物、特にビットコイン先物が消滅することはないとの見方を表した。

デジタル経済の専門家及び投資家の国際ネットワーク「Cryptolife」の投資責任者であるマンスル・グセイノフ氏は「先物は商品や通貨のあらゆる市場にとって正常かつ効果的なツールであるため、残るはずだ… ビットコインには大きな需要があり、先物誕生につながった。なお最近シカゴの取引所では、先物取引が大幅に増えたため、その需要が増加していると言える」と語っている。

専門家らは、仮想通貨先物は使いやすさにより市場で成長する見通しがあると考えている。ブロックチェーンプラットフォームUniversaの創設者アレクサンドル・ボロディチ氏は「仮想通貨先物取引は、大きな初期資本を必要とせず、流動性が高い。したがって、個別のツールとして市場に残る可能性がある。マイナスの一つとしては、仮想通貨先物を使った市場操作の幅広い可能性を挙げることができるだろう。大規模な市場参加者は、レートを上げたり下げたりして人為的に投資家を挑発することができる」と指摘した。

  • アルトコインは順番待ち

ビットコイン以外の仮想通貨アルトコイン(代替のコイン)の先物取引が、近い将来に行われることは恐らくないだろう。グセイノフ氏は「アルトコイン先物に関する質問への答えはまだ明白ではなく、まずはそれらの需要に関係している」と説明している。

サイトDeCenter.Orgの専門家、ユリヤ・ハンドシコ氏は、アルトコインの先物が誕生するならば、時価総額トップ5の通貨のみとなるだろうと指摘し、次のような見方を示している-

「私だったら、時価総額トップ5、最大でトップ10の通貨のみを検討する。CMEグループ(有価証券、オプション、先物を専門とする米最大手)が最近アルトコイン先物取引の開始を拒否したのは周知のとおりだ。ボラティリティによるリスクが非常に高い。だが私はそれほど悲観的ではない。例えばシカゴ・オプション取引所(CBOE)は、イーサリアム先物取引の開始計画を延期していない。イーサリアムは、ビットコインの次に先物取引が開始される仮想通貨だと考えている」。

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仮想通貨・暗号通貨, ビットコイン, 経済
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