17:44 2019年08月21日
日本、人口高齢化と人手不足による悪影響を未然に防ぐため、改革を実行へ

日本、人口高齢化と人手不足による悪影響を未然に防ぐため、改革を実行へ

© AFP 2019 / Yoshikazu Tsuno
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日本経済は高齢化により40年で25%縮小する。このような警告がこのテーマを扱った国際通貨基金の報告書に記された。日本は、女性と高齢者の労働力の利用拡大を謳った改革とより積極的な外国人労働者の誘致で、この状況を打開することができるのだろうか?

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日本政府は、このような悲しい将来を回避し、人口減少の悪影響を低減するためにどのような措置を講じているのか。スプートニクは雑誌「エクスペルト(エキスパート)」の分析担当者であるセルゲイ・マヌコフ氏に説明をお願いした:「もちろん、IMFの報告書を受けて、日本政府は楽観的にはなれません。現在の安倍内閣は人口問題の深刻さを十分に理解した上で、2025年までに出生率を引き上げるという課題を掲げています。これが助けとなって、2060年までに人口が1億人で安定することになっています。しかし、これを実現させるのは容易ではありません。2016年に国立人口問題研究所が行った調査によると、パートナーのいない男性が70%、女性が60%でした。しかも、男性も女性も40%以上がセックスに関心がないか、あるいは不快感を覚えるとさえ回答しています

日本政府は、この傾向をなんとか打破するため、ひとつの対策として2022年に成人年齢を20歳から18歳に引き下げることを計画しています。家のローンを組むこともできるようになります。この対策は、より早期の成熟と家庭生活への適応を想定したものです。」

女性には、より柔軟なスケジュールで仕事ができるシステムの導入のほか、子どもを生んだ女性に対する年金額の引き上げも想定されている。年金の加算額は子どもが一人増えるごとに大幅に上昇するはずである。

安倍政権はこのほか、3歳から5歳までの子ども全員に対して、両親の所得に関係なく、就学前教育の無償化を考えている。これは若い家庭の子育ての負担を軽減し、2人目の子どもの出産を後押しする。貧困家庭の学生が無償で高等教育を受けられるようにすることも、安倍総理の掲げる将来の人材への投資増強戦略の一部である。

しかし、日本はすでに今、労働力不足に直面している。そこで政府は、まだ働きたいと考え、専門家として会社にとって役立つ高齢者にも注目した。セルゲイ・マヌコフ氏は次のように述べる。「政府はあらゆる補助金や特典を駆使して、雇用者に対して年金受給者の継続雇用を奨励しています。そのため、社員が年金受給後も仕事を続けることのできる日本企業の数は増えています。このほか、仕事を続けたいと希望する高齢者の意向は、外国からの労働移民に反対する人々からも支持されています。」

移民に門戸を開放するのは、高齢化する国を救う最も簡単で専門家にも認められた処方箋ではある。しかし、日本ではこうした政策に今でも反対者が多い。一方で、日本経済は多くの分野で、すでに数多くの外国人労働者に支えられているのが現状で、政府もこの側面を考慮しないわけにはいかない。

Nippon.comが伝えているように、ユネスコ無形文化遺産に登録された和食でさえも、外国人労働者に依存しているのが現状だ。外国からの労働者がおにぎりやおかずの調理で最も重要な役割を果たし、それを移民の販売員がコンビニで販売している。

2017年末には、日本在住外国人の数は250万人を突破した。これは日本にとっては記録的な数字であり、その数は毎年18万人ずつ増えている。現在、東京近郊の首都圏では、20歳以上の人口の10人に一人が外国人である。

そして、日本政府は現在、日本人の労働者不足が深刻な場所でさらに多くの外国人労働者を受け入れる用意があり、そうした外国人に永住権を与える用意まであると、共同通信が伝えた。

日本語を習得した外国人には、家族を帯同する権利のない最大5年の長期ビザを発給することが想定されている。さらに高い技能を持った外国人労働者はビザを無制限に延長できるようになる。しかし、最も大きな伸びが見込まれるのは、週28時間の労働が許可されている学生である。日本政府は、外国人留学生が日本に留学中に労働力の一部になることを期待しているのだ。これは、学生ビザを所有する外国人が仕事を持つことができないアメリカやカナダと比べても、極めて先進的な措置である。

日本の専門家は今後、移民労働者受け入れのあらゆる利点を何度も分析することになるだろう。というのも、日本人はまだ、自国の労働市場を外国人に開放することに対してかなり保守的だからだ。ヨーロッパで発生したような移民問題を抱えることは日本政府では誰も望んでいない。今後、移民を受け入れつつも、ヨーロッパ諸国が直面したような問題を回避できるようなバランスを見つけることが必要なのは明らかだ。

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経済, 日本
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