17:37 2019年12月09日
プルシェンコ氏日本の紀平梨花(アーカイブ写真)

「驚くほど勤勉で才能豊かな民族」 プルシェンコ氏 露日の氷上の戦いにコメント

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12月20日、フィギュアスケートのロシア選手権がサランスクでスタートする。どのカテゴリーでも熾烈極まりない戦いが予想されているが、なかでも女子シングルでアリーナ・サギトワとエフゲニア・メドベージェワのどちらが優勝するかに一番の注目が集まっている。今回優勝した者が日本で行われる世界選手権で日本のライバル選手と競う。スプートニクは五輪2冠金メダリストのエフゲニー・プルシェンコ氏に取材し、ロシア、日本の選手らのライバル競争、羽生結弦現象について語ってもらった。

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プルシェンコ氏は、日本のフィギュアスケート界が成功を収めたのは当然のことだと受け止めている。

「私自身、日本人スケーターと同じリンクで幾度も出場してきましたし、後に日本人と協力関係をむすび、どのようにトレーニングするのかも見てきました。日本人は信じられないほど勤勉で才能の高い民族だと思います。そして選手は非常に粘り強く、自己規律があります。これに加えて今、日本にはロシア、米国、カナダの監督らに学び、海外の振付師と協力関係にある素晴らしい監督たちが存在しています。それでも日本人の教師らがフィギュアスケートに独自のアイデアと自身の経験を注ぎ、これが今、ロシアと日本の選手らのライバル関係の土台となっていることは疑いようもありません。」

2019年、我々を息をのむ戦いが待ち受けている。3月に日本のさいたまアリーナで行われるISU世界選手権がそうだ。ロシアと日本の女子シングル選手たちはここで輝かしい結果を出そうとすでにしのぎを削っている。ところが先日のバンクーバーでのグランプリシリーズ・ファイナルでは、五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワも同年の日本の紀平梨花との戦いで金メダルを守り抜くのが困難になっていることが明るみになった。リンクに出るたびに、あたかも人生で初めて氷を踏みだし、お前がチャンピオンなんだというところを再び証明するくらいの覚悟をしなければならない。プルシェンコ氏はこれと全く同じことをあの最高峰の羽生結弦選手がいったい何年もの間続けているだろうかと言う。

​「羽生とは結構頻繁にやりとりをしている。怪我で今年のGPファイナル出場は見送ったけれど、この選手は常に最後まで戦い抜く人間だということは私は知っている。すでに五輪で2度の優勝を勝ち取っているにもかかわらず、彼は新たに四回転ジャンプを習得することを恐れてはいない。目的を目指して頑張る羽生を知っているから、彼は必ずや来年3月、彼の祖国、日本で行われる世界選手権に出場するはずだと思っている。」

この夏、羽生選手がプルシェンコ氏に対し、プルシェンコ氏が2003年-2004年のシーズンの演技に使用した古典音楽の編曲『ニジンスキーに捧ぐ』を使ってもいいかと打診した話は知られている。この話の詳細について、スプートニクはプルシェンコ氏に確認した。

「ユズルは確かに私に相談しましたし、私にはこれはうれしいことでした。彼は非常に才能豊かなフィギュア選手だし、その技術も芸術性も昔から私たちは感動してきましたからね。羽生のフリープログラム『ニジンスキーに捧ぐ』は見事な出来ですよ! それに私にとってはこれが何らかの形で私にもささげられていると知って、ビックサプライズでしたし、うれしかったですね。これをユヅルはすぐには言わずに、後日教えてくれたんです。」

フィギュアスケート・ロシア選手権 サランスク
© Sputnik / Savitskaya Kristina
フィギュアスケート・ロシア選手権 サランスク

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フィギュアの独占インタビュー, スポーツ, フィギュアスケート, 紀平梨花, アリーナ・ザギトワ, 羽生結弦, エフゲニア・メドベージェワ, 日本, ロシア
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