韓国の日本専門家、韓国人の思考回路では天皇陛下侮辱発言の本質を理解できない、国会議長は正直に釈明すべきと指摘

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今月7日、韓国の文喜相(ムン・ヒサン)国会議長が米国の通信社ブルームバーグとのインタビューにおいて慰安婦問題に言及し、日本の天皇陛下を「戦争犯罪の主犯の息子」と発言したことは、日本社会で非常に否定的な反応を呼んでいる。

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インタビューが発表されてから文喜相氏の報道官は、そのような表現は使っていないと否定したが、ブルームバーグは音声データを公開し、記事の正確さを証明した。

日本政府は、「甚だしく不適切な内容で、極めて遺憾」だとして謝罪と発言撤回を求めているが、文喜相氏は、これは昔からの持論であり、発言の訂正も謝罪も行なわないと、強気な姿勢を示している。

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スプートニクは、この状況について、日本に詳しい韓国世宗研究所の元所長、陳昌洙氏に話を聞いた。

陳昌洙氏「韓国人はこの件に関して、自らと同じ『韓国流の思考回路』で日本にアプローチしている。私が思うには、文喜相氏の発言のどんな側面がこのように日本の反感を買ったのか韓国人は理解していないし、日本において天皇が象徴的な存在であるということをどうやっても理解することはできないだろう。
文喜相氏が、日本の権力構造の上層部にいる者が心からの謝罪をするべきだ、と言いたかったのは明らかだ。だから私は、彼が天皇を引き合いに出したことは、意図した侮辱ではないと思う。
もし文喜相氏が、日本人のこのような反応を誘発することは決してしたくなかったのだ、と示したいのであれば、『日韓関係に横たわる問題の早期解決のためには、心からの謝罪が不可欠だと言いたかったのです、しかし日本人にとって天皇陛下という存在がどういうものなのか真剣に考えないままに発言してしまいました』という風に、その旨を真摯に打ち明けるべきだ」

陳昌洙氏が指摘しているように、文喜相氏自身、なぜこんな大きな問題になるのかわからないと述べている。しかし文喜相氏は韓日議員連盟の会長を4年間務め、韓国政界では知日派として知られる人物である。日本人の感覚を本当に彼が知らなかったのか、日本人専門家からは疑念を表明する声も挙がっている。

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