00:06 2019年10月19日
新宿

ロシア人は日本で希望の仕事が見つかるか

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日本は今年の4月から様々な業種で就労の門戸を外国人に対して開いた。改正出入国管理法が施行され、人材不足が指摘される14種の業種に限って就労が可能となったのだ。

その際、「スプートニク日本」が公益財団法人日本国際交流センターの毛受敏浩執行理事に対し、ロシア人でも就労許可を得られるかについて取材したところ、次のように答えがあった。

「国の制限はありませんのでロシアも対象にはなるのですが、実際に試験を行なうのは、9カ国で実施予定となっています。試験は日本語と仕事についての試験です」

ロシア人にとって日本での就労がどれほど魅力的かは判断が難しい。若者を除けば、生活スタイルを劇的に変化できる人は限られている。若者は新たな環境に身を置いて視野を広め、新しい経験や知識を身に着けることに前向きだ。こうした問題で専門的サービスを提供してくれるのが教育コンサルセンターの「スタディー・イン・ジャパン・ガイド」だ。「スプートニク日本」の取材に対し、センター長のスヴェトラーナ・ザパラさんがロシア人の日本における就労チャンスについて取材に応じた。

スプートニク日本:ロシア人でも日本政府の新しい就労ビザで就職することが本当に可能でしょうか。

スヴェトラーナ・ザパラ:もちろんこの新しい就労ビザで就職するチャンスはあります。ロシア人も、ほかの外国人と同様の権利があります。ビザをもらうにはいくつかの試験をパスする必要がありますが、この14業種で求められる人材はロー・キャリアで、日本基準の高報酬は期待できません。こうした希望者用には特定技能1号というビザが用意されています。高等教育は受けていないものの、高い専門的能力を持つ人が向いています。日本政府はハイ・キャリアでの就労を可能とする特定技能2号に関してまだ最終的な決断を下しておらず、ビザはまだ発給される状況にありません。しかし、このビザは別にしても、日本政府は高度な専門家に対し就労ビザを積極的に発給してきました。そしてこのプロセスは現在、より簡略化されています。

スプートニク日本:希望者はどのような条件をクリアする必要がありますか。

スヴェトラーナ・ザパラ:もっとも重要なのは最低レベルの日本語能力です。これは職種や具体的な案件にもよります。もちろん、より高度な語学力があればチャンスは拡大します。次に求められるのは専門的知識と技術です。ただし、最終学歴の証明書を提示すれば十分で、専門の職業経験をそれほど求めない雇用者も散見されます。若手の教育は現場で行われる仕組みだからです。それ以外の場合は反対に豊かな経験が必要とされます。例えば、日本の就職活動で高い人気を誇るのはITで、ロシア人の専門家も活躍しています。こうした職業の場合、日本語能力は問われません。高度な英語力があれば十分です。

スプートニク日本:外国人は日本での就労を目指していますか。

スヴェトラーナ・ザパラ:ええ、近年では特に顕著です。日本で就学や就労を希望するロシア人も数倍に増加しています。日本とロシアは2018年に文化交流年を実施したので、それも影響したようです。特に若者の間では顕著な傾向です。ただし、日本で高報酬の仕事を見つけるには、やる気に加え、日本に関する豊富な知識も必要です。アニメに感化され、日本語の日常会話表現を覚え、ウィキペディアの記事を読んだ程度では不十分です。日本を心から好きになること、それが大事です。努力した人だけが評価されます。日本が歓迎するのはそういう人材です。

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