06:35 2019年11月18日
女子留学生日本語弁論大会全国大会

文武両道!美しきロシアの剣道家オリガさん、日本語弁論大会で全国優勝

© 写真 : Olga Strelchenko
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ロシア人剣道家で、大阪大学大学院経済学研究科・博士課程一年のオリガ・ストレリチェンコさんが、9月28日に都内で行われたWFWP女子留学生日本語弁論大会全国大会で見事一位に輝いた。今年は200人以上が参加。決勝にはオリガさんを含め、地方予選を勝ち抜いた8人が選ばれた。オリガさんは、「武道を通じての人間形成」をテーマにスピーチした。剣道を始めたきっかけや武道とスポーツの違い、日本人も知らない剣道の精神やルールについて、真剣に、そして笑いを交えながら語り、聴衆の心をつかんだ。

オリガさんが日本語弁論大会に出場を決めたとき、このテーマはすぐに頭に思い浮かんだ。日本語を学ぶことを決めたのも剣道がきっかけだったし、現在の夫とも、剣道を通じて知り合った。剣道は文字通り、オリガさんの人生を変えたのである。

オリガ・ストレリチェンコさん
© 写真 : Olga Strelchenko
オリガ・ストレリチェンコさん
ロシアの家族と休暇を過ごしていたところ、全国大会に出場が決まり、急遽日本に戻ってきた。飛行機を降りて直接会場に向かうというハードスケジュールだったが、本番では長旅の疲れも見せず、集中して8分間のスピーチを行なった。オリガさんに、優勝した感想を聞いてみた。

オリガさん「全国大会に出られる、とさえ思っていなかったので、この結果を受けてとても満足しています。親しくしている多くの皆さんが応援に来てくれて、力をもらえました。ステージに出るまで心配していましたが、スピーチを始めてからは、退場の瞬間まで、緊張しないで集中することができました。スピーチを聞いてくれた皆さんが、笑ったり、拍手したりして、リアクションをとってくれたのが、とても嬉しかったです。聴衆の方々に私のスピーチを気に入ってもらえたことが、私にとって一番の賞です。ここまで来るのに、支えてくださったすべての方に深く感謝します。」

豊中市民剣道大会で三位
© 写真 : Olga Strelchenko
豊中市民剣道大会で三位

10年以上にわたってオリガさんと親交があり、この日も知人と一緒に応援にかけつけたのは、千葉県船橋市に住む氏家義之さんだ。オリガさんにとって、氏家さんは日本のお父さんのような存在だ。氏家さんはもともと自宅で海外からの留学生を受け入れており、オリガさんが高校時代に初めて日本へ来たとき、縁があり氏家さん宅にホームステイをすることになった。氏家さんは、オリガさんの滞在中、剣道に打ち込むオリガさんのために剣道の稽古場まで車で送迎してあげたり、飲み物を用意してあげていた。

氏家さん「オリガさんは日本語も素晴らしいし、日本人より日本人らしい心を持っています。オリガさんの優勝を確信していましたし、その通りになって、本当に嬉しいです。」

残念ながら全国大会の動画はないが、オリガさんが地方予選で優勝した際の動画を下記で紹介するので、ぜひ聞いてみてほしい。オリガさんの日本武道への造詣の深さに、 胸が熱くなる。

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