16:19 2020年08月12日
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13日、実際の天皇誕生日よりも一足早く、在ロシア日本国大使館で天皇誕生日祝賀レセプションが開催された。令和になって初めての祝賀パーティーとあって、イーゴリ・モルグロフ外務次官をはじめ、ロシアの政財界、教育界の要人や日本文化に造詣の深い人々がお祝いにかけつけ、大いににぎわった。

挨拶に立った上月豊久・駐ロシア大使は、日本の皇室はロシア人にとって遠い存在と思われがちだが、皇后雅子さまは、外交官である父の在ソ連日本大使館赴任にともない幼少時代をモスクワで過ごし、モスクワの市立幼稚園に通っていたというエピソードを紹介した。

ゲストらは両陛下の写真とともに記念写真を撮ったり、日本料理や日本酒に舌鼓を打ったりした。

その中で目をひいたのが、珍しい形の真ん丸なおむすび。北海道東川町の米で作った「ひがしかわボール」だ。東川町にはなんと、上水道がない。しかし北海道で最も高い山・旭岳の雪解け水のおかげで、豊かな水脈がある。この天然水を贅沢に使って栽培されたのが、東川米である。

  • ひがしかわボールの試食
    ひがしかわボールの試食
    © Sputnik / Asuka Tokuyama
  • ひがしかわボール
    ひがしかわボール
    © Sputnik / Asuka Tokuyama
  • 上月大使と記念写真
    上月大使と記念写真
    © Sputnik / Asuka Tokuyama
  • にぎわう会場
    にぎわう会場
    © Sputnik / Asuka Tokuyama
  • 久光製薬の製品紹介ブース。ここ2~3年、サロンパスの人気が高まってきた
    久光製薬の製品紹介ブース。ここ2~3年、サロンパスの人気が高まってきた
    © Sputnik / Asuka Tokuyama
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© Sputnik / Asuka Tokuyama
ひがしかわボールの試食

JAひがしかわの樽井功組合長によると、すでに東川では2トンほどの米をロシア向けに作っているが、これは非常に少ない数字であるため、今後更に増やしてビジネスにつなげていきたいという。

樽井組合長「東川のお米は粘りがあって甘いのが特徴です。ロシアの皆さんは、真っ白のお米よりも、チーズやおかかをのせたりして、味をつけたご飯がお好きなようで、喜んで食べてもらっています。」

北海道では、今年スタートする日露地域交流年の開会式が行なわれる。東川町の松岡市郎町長によると、同町で毎年夏に開催されている国際写真フェスティバルにおいて、今年の海外作家賞の対象国はロシアだという。松岡町長は「それ以外にも、ロシアから来て頂いてスキーをしたりと、町で行事をたくさん計画しています」と話す。

会場には企業や自治体のブースも設けられ、日本の技術や文化を紹介した。金沢市のブースでは、金沢の伝統工芸である金箔貼り体験コーナーで、ゲストがポストカード作りを楽しんだ。金箔貼りを体験したモスクワ大学教授のリアナ・アレシゼさんは「長く日本にいても、知らないことがたくさん。日本の魅力は尽きません」と話した。

金沢の金箔貼りを体験するゲスト
© Sputnik / Asuka Tokuyama
金沢の金箔貼りを体験するゲスト
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ロシア, 天皇ご一家, 明仁天皇, 日本
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