トトロ、木の鼻、多々のマグカップと少々のサイバーパンク

スプートニク社員のテレワーク環境はいかに?





今春からスプートニク日本語課は新型コロナウイルスのパンデミックのためにテレワーク(在宅勤務)に移行した。 日本にはスプートニクのオフィスはないため、 モスクワ以外の場所で働く社員には在宅勤務は通常と何ら変わりは ないが、私たちのチームの半数は強制的に位置を変更。 この状況で家はリラックス、リセットの場だけではなく、 職場のデスクと化し、それぞれが持てる条件で変革を迫られた。 どんな環境でニュースが書かれているか、お見せしましょう。

編集者
ニキータ
モスクワ
1
トトロ:僕がデッドラインを忘れないように見張ってくれてる。
2
デスク上には漢字表: 今探そうとしてる漢字がノートPCで隠れてないといいんだけど。
3
窓の向こうはグレーな秋の空。 でも僕の目の前には永遠の富士山がそびえ立っている。
4
宮崎駿の映画に関係するもの、あなたは全部見つけられましたか?

通信記者
マーシャ
モスクワ
1
ノートと日本語の教科書、眼鏡、紅茶の入ったマグカップ。全部、去年の冬、就職した時、家からオフィスに持って行き、この春にまた、もとあった家のデスクの上に戻ってきたものばかり。3月、編集部全体がテレワークに移行した時、必要なものはみんな家に戻された。
2
職場では2つの画面と高速インターネットを駆使していた私が舞い戻ったのはめちゃ古いマック。仕事時間が終わる頃には疲労困憊でヒートしている。そのPCの裏から見え隠れしているのが、飼い主の勤務を厳重に管理する猫のブラウニーのピンクの鼻。朝は目覚まし、昼休みも忘れないよう見守る(猫の手じゃ冷蔵庫は開けられないでしょ!)仕事に熱が入るとランチはキッチンからPCの前へ。こうなるとブラウニーにもおこぼれがある。PCを見つめてご飯を食べる者にブラウニーは容赦しないのだ。
3
記事のアイデアを書き留める用のノート、デスクトップに映っているのは書き終えたばかりで編集部の校閲を待つ記事。ブラウニーはノートPCの向こうで座り心地のいい場所を探している。部屋中にいろんなテーマを書いた紙が散乱(ブラウニーがまき散らす)。こちらが拾い集めているうちに、また落とすので、紙はますますぎちゃぐちゃに…。ブラウニーは一向に構わず、さらにその先も仕事を続けている(つまり落とす!)。

編集者
佐藤さん
東京
1
わかりにくいですが、部屋の隅にはイコンを置いています。ロシア・東欧の友人たちから頂いたもので、我が家のお守りとして大事にしています。
2
ドイツ語の学習を続けたいと思ってデスク脇に辞書を置いているのですが、いつもロシア語の辞書に手が伸びてしまいます。新しい言語に手を出したい衝動に駆られながらロシア語とにらめっこをする日々です。
3
ノートパソコン(VAIOのSX14)は2020年に入って新しく購入したものですが、どんなに過酷な作業をさせてもフリーズしない、最高の相棒です。ただ、Sony時代のVAIOと違って、最近のモデルはキーボードが打ちにくいと思います。
4
速報ニュースやSNSの状況をチェックしながら、翻訳やサイトの編集を行うので、モニターは欠かせません。モニターはもう一つあってもいいのですが、あとはスペースとの相談です。
5
講義や会議も多いので、マイクとスピーカーは欠かせません。これで耳と喉をいたわっています。

通信記者、編集者
ナスチャ
マドリッド-ダブリン-モスクワ もうどこからでも勤務
1
ソファー:過去2か月、夫と私は常時、移動状態にあり、 私には定番の仕事机はない。 現時点では親戚の家にお世話になっており、 仕事部屋として寝室を占拠した。 一番好きな作業ポジションはソファーに足を投げ出して、 膝にノートパソコンを載せてという姿勢。 こうして座ると目の前には公園の美しいビューが開ける。
2
スーツケース:(また近いうちに引越しだよ) と事実を物語っている。
3
ベッド:普通のデスクがないので、 どこの場所だろうがお構いなし。 よく仕事場になるのはベッドの上。
4
リヤ:大好きな友達でいつでも助けてくれる存在。 私たちの移動の度についてまわり、 こちらの気分を盛り上げてくれさえする。 私が働いている間は終始ぴったり寄り添って、自分の「仕事」 をしている。時にはこの写真のように私の仕事に加わって、 一緒におもしろいコンテンツを探してくれる。

編集長
アントン
モスクワ
1
サッカーW杯ロシア大会(2018)のファンID、 それから僕が取材で行けたイベントの記者用入館証。 以前はこれより格段に多かったんだけど、2年前の引越しで一抱え 分廃棄。今となってはすごく後悔。 あんなに貴重で思い出になるイベントのやつがあったのに。
2
木製の鼻:眼鏡の置き場所。
3
めちゃくちゃ大変だったけど、 絶対忘れることのできないグランプリシリーズ・ スケートカナダ大会の思い出。一番遠距離の出張。海外出張、 また行きたいなぁ。
4
撮影のためにデスクにたくさんあったマグカップを片付けるはめに 。でも、カップの数が2個より少なかったら、 フェイクになるところだったから、まぁ、 これなら多少ニュアンスが残された程度で許されるかな?

編集者
ミーラ
モスクワ
1
キッチン:いつも私の隣にはキッチンがある。だって、 お茶もコーヒーもオープンサンドもニュース検索や編集の時の友達 だもの。
2
加湿器: ロシアでは市内暖房が一斉に入るとともに室内の空気はとても乾燥 する。だから秋冬の季節、加湿器は私には 必需品なのだ。
3
ビーバーヨークシャーテリア:私の小さな助っ人。 和やかなムードメーカーでインスピレーションをくれる。
4
今、デスクの上にはスウィーツがない。 お店からクッキーの配達を待っているところ。

SNS向け編集担当
鈴木さん
モスクワ
1
知らない単語や表現が出てきた時すぐにチェック出来るよう、デスクの本棚には和露辞典を置いています。
2
仕事に集中できるようパソコンの周りには物を極力置かず、スケジュール帳で予定を確認しながら作業しています。
3
仕事中、気分転換に好きなお茶を飲んだりもします。

編集者
ナスチャ
モスクワ
1
私のように終始移動している人間のデスクは最小限度のものしか置かれていない。壁に貼られたカードはそれぞれにシンボライズするものがある。例えば「 Peace 」。これは日本に暮らしていた頃、自分で書いた。この時の私にはドンバスの紛争は心痛だった。その隣には、アニメ『攻殻機動隊シリーズ』の少佐、草薙 素子の瞳。私のサイバーパンクに捧げる愛と「善は拳で成し遂げるべし」を象徴。
2
瞳から「覗き込んでいる」女性。これは私たちの生きる、興味深い世界を多くの人がどう感受しているかを表している。瞳を通じて見てはいても、その中に座っているのは我われそのものなのだ。
3
葛西臨海水族園の入場券。私が東京で一番お気に入りの場所のひとつ。友達といった時の思い出。
4
「悪魔を恐れる者はあらゆる場所でこれを見出す」と書いてある。まさにその通りだ。

日本語課課長
ダーシャ
モスクワ
1
デスクトップの壁紙は大好きなアニメの『 千と千尋の神隠し』。
2
2年くらい前かな、夫がウクレレをプレゼントしてくれた。それからというもの、私はこのハワイの小型ギターがいたく気に入ってしまい、PCがフリーズしたり、ダウンロードに時間がかかるとき、つま弾いている。
3
ボードには大好きな場所、瞬間の写真。ほぼ9か月の自宅勤務生活ではこうした場所や瞬間に戻りたいと切望してしまう。例えば去年の11月、アリョーナ・コストルナヤが見事な演技を見せた、あのフィギュアのグランプリシリーズ、フランス大会。ボードの写真の多くはそこで撮影したもの。
4
大好きなカップ!大きくて、愛らしくて心が和む。私はお茶が大大大好き。紅茶でも緑茶でも日に5~7杯は飲む。

翻訳
真野さん
モスクワ
1
思い出のサッカーW杯2018ロシア大会のマスコット「サヴィヴァーカ」(手あかで真っ黒…)
2
PCワークの友、肩こり用マッサージクリーム2種
3
『貴方のプーシキン』作品集とロシアのおばあちゃんを写した友人の写真集 心を洗うため
4
山積みの本 自分のための中世研究と児童文学 勤務後に家事に追われ、読書することを忘れないように
5
犬のプーさん いつも足元にいる 時々間違えてけってしまう(ごめん!)
6
守護天使と『教会で』と題する絵 自分がなぜロシアにいるか忘れないために

記者
リュドミーラ
モスクワ
1
Macbook:10年前、夫がソルトレイクシティに出張に行った時のお土産。
2
マウスとマウスパッド:これは言わずもが、ね。
3
浅草で購入のこけし:いつ買ったんだっけ? 思い出せない。
4
写真に入らかったもの:多量のペン、CD、印刷用紙などのこたごた。
5
コーヒーカップは常にデスク上にあるけれど、撮影の前に片付けた。
6
亀のトルチョク:オーストラリアに帰った孫たちが置いていった。水槽にいるときはこの亀は本当に小さかった。買った店では「この亀は小型で大きくはなりません」と言われたらしい。孫の友人たちは誰も代わって飼うとは言わず、私は行き場のない亀が可哀そうになり、引き取った。ところが…、亀は見る間に10倍は巨大化した。写真の水槽は彼の3度目の住処。撮影の数日前に引っ越したばかりだ。

スプートニク日本
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