オバマ大統領 中国の侵略的政策に憂慮を表明

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カリブ海のジャマイカ訪問中のオバマ大統領は「米国は、東南アジアにおける中国の政策を憂慮しており、中国は隣国との間に抱える領土問題を、力によって解決しようと試みている」と批判した。

オバマ大統領は、ジャマイカで、同国指導部と会談したほか、若者達を前に演説した。

その際、米国の対中国政策に関する会合参加者の質問に答え「我々は、中国が常に国際的規範や行動ルールを遵守するわけではなく、自らの領土的利点を利用し、他の国々を従属的状態に置くため力を誇示している事に、憂慮の念を感じている」と述べた。

またオバマ大統領は、東シナ海や南シナ海の島々をめぐる中国政府と近隣の国々との紛争に触れ「そうした問題は、外交的手段によってのみ調整可能だ」との確信を明らかにし「もしフィリピンやベトナムが、中国に比べ小国だとしても、彼らを肘で押しのけてよいというわけではない」と強調した。ロシアのメディアが伝えた。

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