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    「ミストラル」

    ミストラル、罰金を払うより沈めてしまう方が安上がり

    © Sputnik/ Grigoriy Sisoev
    政治
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    契約が最終的に破綻した場合、フランスは、ロシア向けに建造された「ミストラル」級ヘリ空母2隻を、沈没させたほうが安上がりである。「ミストラル」は解体され、再利用され、あまつさえ、公海に沈められる可能性もある。

    外国のメディアはこのように報じている。このような選択肢が、たとえショッキングではあっても、最も経済的である、と考えられている。フランス軍の一人によれば、このようなやり方は、「船の建造を担った労働者のことを考えるだけでも、許容できない」。フランス自身が「ミストラル」を使用することは考えられない。第一に、フランスは軍事費を削減させている。第二に、「ミストラル」はロシア標準で建造されており、改装には相当の資金が要される。もうひとつの選択肢、新たな購入者を見つける、という選択肢も、色々と難しい。すでに潜在的な購入者としてカナダ、エジプト、中国の名が挙がっているが、転売には克服困難な法律上の障害がつきまとう。

    フランスは、ロシアに売却するか、ロシアに違約金を払うか、どちらかを選らばなければならない。そのどちらであってもモスクワは構わない。ロシア大統領府のドミートリイ・ペスコフ報道官はそう述べた。フランスのメディアは、すでに、フランスが被ることになる損失を試算している。損失は20億ドルから50億ドルとされる。船を繋留し、メンテナンスするだけで、一月に500万ユーロを支払うことになる。これに、契約不履行およびロシア側が被った損失に対する罰金が加わる。

    「ミストラル」供給に関する契約は2011年に締結された。フランスは最初の1隻「ウラジオストク」を2014年秋に、2隻目「セヴァストーポリ」を年内に納入することになっていた。

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    ミストラル, フランス
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