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    マスコミ:露中同盟、米の期待を裏切り、さらに増強

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    米国人アナリストらの間から、ロシアと中国の間には遅かれ早かれライバル関係が生じるという意見が出された。たとえば、中央アジアへの影響力をめぐるライバル関係が取り沙汰されている。というのも中央アジアで中国は活発な経済拡張を行っているからで、競争関係になれば、露中の二国間関係にも困難が生じるのは避けられないというのだ。

    ところがこれに反し、スプートニクニュースは、ロシアのユーラシア経済同盟プロジェクトと中国の新シルクロード構想は同一の地域では共存しえないという予見は、現実のものにはならないと報じている。その理由について、スプートニクニュースは、暗い予言にもかかわらず、露中は非常にたくみにそれぞれの尽力を結集させているからだと指摘している。

    5月に実施されたプーチン大統領と中国の習国家主席の会談では、2つのプロジェクトの相互関係メカニズムを構築する構えが表されている。双方はユーラシアに共通の経済圏を創設する構えであり、このために文書の段階的な適応を図っている。「アジア太平洋地域におけるロシア」プログラムを率いるモスクワ・カーネギー・センターのアレクサンドル・ガブエフ所長によれば、露中は中央アジアにおいての機能分担を行う可能性がある。中国は中央アジア経済の主たる原動力となり、ロシアは地域の安全保障を中心的に担うことになる。

    スプートニクニュースは、露中にとっての主たる方向性はインフラ発展となり、鉄道、自動車道が敷設され、復旧されるだろうと考えている。このほかにも両国はエネルギー、冶金などの分野で協力を拡大するものと思われる。ロシア科学アカデミー極東研究所のセルゲイ・リャジニン副所長は、露中の合同プロジェクトはロシア、中国他の諸国からの資本をひとつにまとめる一助になるとの見方を表している。こうした資金がユーラシア開発銀行、アジアインフラ投資銀行を支援するのみならず、上海協力機構発展銀行の開設時期も早めていくことになる。

     

     

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