専門家:キエフ政権は「志願兵団」を管理できていない

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ウクライナの志願兵団は早くからキエフ政権の手に負えなくなっている。キエフは彼らを合法組織とすることも、解散させることも出来ない。志願兵団は事実上、非合法武装組織になっている。ロシア戦略評価センターのレオニード・レシェトニコフ氏が「ロシア・トゥデイ」のインタビューで述べた。

この団体は、ウクライナ東部の紛争地帯でも、さらにはウクライナ軍が管理できている地域においても、多くの犯罪に手を染めているという。

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ウクライナ志願兵団(ロシアのメディアではしばしば「懲罰部隊」とも呼ばれる)は事実上、非合法武装組織である。それというのも、彼らを組織したのは、過激主義を奉ずる市民なのである。レシェトニコフ氏によれば、志願兵団は「右派セクター」や過激なサッカー狂(フーリガン)などで構成されている。ゆえにこの団体を支配しているのは「残虐性・ナチズム・ファシズム」であるという。

「キエフは彼らを合法化できていない。ゆえに、彼らをコントロールするのは非常に難しい」とレシェトニコフ氏。「キエフから送られてくるシグナルを読むと、それは、国および軍の上層部の一部は、既に戦争にうんざりしている、と言っているようだ。しかしウクライナ危機を平和的に解決するのに一番の障害となっているのが、この志願兵団である」。レシェトニコフ氏は続けて次のように指摘している。志願兵団は、もし時代が平和になったら、捕虜や市民の虐殺といった犯罪行為について、裁きを受けなければならない。だから彼らは戦争をなるべく先まで続けようとしているのだ。

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