モスクワは米国や欧州と対話する気がある

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モスクワは、ウクライナ情勢についても、経済問題についても、米国や欧州と対話するつもりがある。スイスのRTSテレビの取材に対しプーチン大統領が語った。

米国は「味方でない者は敵」式に行動すべきではない、とプーチン大統領。プーチン大統領によれば、ロシアには反米の気運はなく、欧州諸国はより独立した政策を取る必要がある。

「帝国主義政策が長らくとられているが、それはこの状態を固定するばかりだ。私はもう何遍も、このことを公に語ってきたが、私だけでなく、ほかならぬ米国自身の国内の政治アナリストらさえ、まさにこのことを、まさにこのような言葉で語っている。これら、米国の内外政策分野の専門家らは、このような帝国主義的傾向は、米国自身に損害を与える、と見なしている。この立場はまったく反米的なものではない。我々は米国に、とりわけ米国の民衆に対しては、深い尊敬と強い愛情をもっている。単にこのような一方的行動および自らの国境を越えて残りの全世界に一国のほう管轄権を拡張することは国際関係にとって受け入れがたく、破壊的なことだと考える。欧州が強い独立性と主権を発揮し、自らの国益、自らの国民および国の利益を追求する状態にあるよう願う」とプーチン大統領。

スイスのRTSテレビの求めを受け、プーチン大統領は25日、インタビューに応じた。場所はペテルブルグ。プーチン大統領はちょうど2018年のサッカーW杯の事前抽選のためペテルブルグに入っていた。インタビューの全文はクレムリンのサイトに掲載されている。

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