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    北朝鮮 米国の演習に「世界に知られていない兵器」で対抗する

    北朝鮮 米国の演習に「世界に知られていない兵器」で対抗する

    © REUTERS/ KCNA
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    北朝鮮は、米国と韓国の合同軍事演習「ウルチフリーダムガーディアン」に「破壊兵器」で対抗する意向。北朝鮮は、米国と韓国が北朝鮮の境界近くでの合同軍事演習を中止しなければ、「過去に使用されていた銃ではなく、世界が知らない近代兵器」で対抗するという。CNNが伝えた。

    CNNによると、北朝鮮国防委員会の報道官は、「米国は、北朝鮮に対する米国側からの制裁や封鎖の強化が、力においてより断固とした、恐ろしい報復を招く恐れがあることを認識しなければならない」と発表した。北朝鮮指導部のこの声明は実のところ、米国と韓国にとってはセンセーショナルなニュースではない。このような言葉による外交圧力は、米韓合同軍事演習が始まる前に毎年定期的に行われている。そして軍事的視点からみた場合、バランスにいかなる変化も与えなかった。一方でロシア科学アカデミー極東研究所朝鮮研究センターのコンスタンチン・アスモロフ氏は、「世界が知らない兵器」で米国と韓国の合同軍事演習に対抗するという今回の北朝鮮の声明は、北朝鮮からの「秘密の脅威」に対応するための米韓軍事演習を強化することの重要性を正当化するにあたって非常に都合がいいとの見方を示し、次のように語っている。

    「米国と韓国の演習は常に大規模で、訓練の内容は比較的特異なものだ。なぜなら演習では、北朝鮮の攻撃を撃退するというよりはむしろ、『我々の土地で、我々は敵を粉砕する』といった訓練が行われているからだ。演習のいくつかの要素は、北朝鮮の境界から至近距離で行われており、これを侵略の準備として認識するのは容易だ。そのため北朝鮮の神経戦では一定の要素が存在しているのだ。したがって北朝鮮は、これは脅威であり、それをなんとかしなければならないという声明を毎回発表しているのだ。韓国と米国は、自分たちが望む自国の領域で演習を実施する主権を有していると述べている。北朝鮮側はこれに対して、挑発行為があれば知られていない未知の武器で無慈悲な攻撃によって報復するとしている。韓国も北朝鮮の挑発行為に対抗する用意があると発表している。しかし幸いなことに、まだ現実的に深刻な挑発は起こっていない」。

    先に北朝鮮の国防委員会は、朝鮮戦争勃発65年に合わせて声明を表し、米国が再び朝鮮半島で軍事行動を扇動しようとしていると発表した。北朝鮮は、米国と韓国による大規模な軍事演習を北朝鮮との戦争のリハーサルとみなしている。韓国には現在、約2万8000人の米軍兵士が駐留している。

    朝鮮戦争(1950-1953)は、20世紀最大の局地戦争の一つとなった。同戦争の死者数には様々な説があり、未だに正確な数は分からない。ある説によると、北朝鮮と韓国の死者数はそれぞれ約100万人で、そこには民間人も含まれているという。

     

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    歴史, 米国, 北朝鮮
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