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    集団安全保障条約機構の今と脅威

    集団安全保障条約機構の今と脅威

    © 写真: The press-service of the President/Michael Klimentyev
    政治
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    タジキスタンの首都ドゥシャンベで15日に開かれた集団安全保障条約機構(CSTO)首脳会議は、同組織の発展の新たな道しるべとなることを約束している。CSTOはどのような原則を基に機能し、機構として何に重点をおいているのだろうか?ロシア戦略研究所の主任研究員で、雑誌「国家安全保障問題」の編集長を務めるアジダル・クルトフ氏に話を聞いた。

    「集団安全保障条約機構は、あらゆる軍事政治ブロックのように、軍事政治協力の組織だ。このような協力の基盤となっているのは、高い信頼性と、個別の国が安全を確保するのは難しいが、力を合わせれば安全の確保が容易になるという理解だ。このような協力における主導的な役割は通常、最も先進的な防衛システムを持つ国に割り当てられる。集団安全保障条約機構では、それがロシアだ」。

    通常、新たな脅威は、ブロックタイプのあらゆる組織が、脅威に迅速に反応し、その活動に必要な人材的、構造的、戦略的、その他の修正を加える必要性を暗示している。ベラルーシのルカシェンコ大統領は、過激派の台頭、すでにくすぶっている紛争の高まり、新たな不安定性の温床の出現は、共通の脅威であり続けていると考えている。ルカシェンコ大統領によると、このような状況の中では、各国の軍事協力を単に強化するだけでなく、地域の対空防衛システムについても明確にすることが求められる。またカザフスタンのナザルバエル大統領とキルギスのアタムバエフ大統領は、「IS(イスラム国)」によるテロの脅威が高まっていると述べている。ISのイデオロギーは、アフガニスタンで人気を集めている。CSTOのボルジュジャ事務総長は、過激派傾向のサイトが増えていると語った。「プロシキ」を使った際に、テロリスト募集に関するサイトが5万7000見つかり、そのうちの5万サイトが閉鎖された。

    今後、過激主義やそのほかの安全保障上の脅威と戦うための尽力の調整や情報交換は、「危機対応センター」を通して行われる。「危機対応センター」はモスクワに設置され、ロシアの国家防衛管理センターと協力する。CSTO首脳会議を総括すると、CSTOは現時点で、テロやイスラム過激主義などの脅威に現実的に対抗できる地域で唯一の機構だ。

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