スコットランド国民党サモンド前党首 ロシアTVで英国マスメディアの偏見を痛烈に批判

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独立を掲げるスコットランド国民党の前党首で、スコットランド自治政府の首相を務めた経験もあるアレックス・サモンド氏は、ロシアのTV「Russia Today」出演を決めた。この決定に対し、RTは「プーチンのプロパガンダ機関だ」とのレッテルを貼る英国の政治家達は、サモンド氏に激しい批判を浴びせた。しかしサモンド氏自身は、全く別の意見を持っている。

番組「Going Underground」の中で、サモンド氏は、BBCを筆頭とした英国のマスメディアについて、批判し真実を暴露した。

サモンド・スコットランド国民党前党首は、1年前の昨年9月18日にスコットランドで実施された英国からの独立に関する住民投票について次のように述べた―

「この出来事を報じた主要マスコミが、BBCだったことに驚いた。BBCが流す情報は、その名前が、英国テレビ・ラジオ会社であることからも明らかだ。このメディアは、英国保守党のスピーカーの役割をしている。」

祖国での厳しい批判にもかかわらず、RTへの出演についてサモンド氏が、それを意に介していない理由について、本人は「私は世界中の様々なテレビに出演する。他のどのような政党の政治家もそうしているではないか」と説明した。

サモンド氏は、全くプーチン大統領の支持者ではないが、スコットランド自治政府の首相(第一大臣)だった時、プーチン氏の政策を何度か肯定的に評価したことがある。サモンド氏は「ロシアが国家的プライドを取り戻す」際にプーチン氏が果たした役割を高く評価し「彼の政策は、西側のマスコミが描くよりもずっと効果的だ」と指摘している。

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