EU外務上級代表 パレスチナ・イスラエル情勢を両政府首脳と討議

© AFP 2023 / John ThysモゲリーニEU上級代表
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11日、EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表は、イスラエル及びパレスチナ領内での暴力行為がエスカレートしている問題について、パレスチナ自治政府のアッバス大統領、そしてイスラエルのネタニヤフ首相と電話で討議した。その際、アッバス大統領は、状況をコントロール下に収める決意を、ネタニヤフ首相は、神殿の丘の現状を維持する決意を、それぞれ明らかにした。EU外務上級代表部の出した声明の中では、そのように述べられている。

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パレスチナとイスラエルの両首脳は、ニューヨークで最近開かれた「中東4者」会合の際に決められた、長期的雰囲気での作業を続けてゆきたいとの希望を明らかにした。

モゲリーニ上級代表は、電話会談の中で「平穏を目指し、自制を訴え、緊張を高めるような行動を避ける必要性」を強調した。また上級代表は、一般市民を対象にしたテロ行為を非難し「どのようなリアクションも、金製のとれたものでなくてはならない」と指摘した。

なおネタニヤフ首相との電話会談の中で、モゲリーニ上級代表は「双方にとってまず必要なのは、現地の状況を改善する重要な措置に合意する事であり、最終的な地位に関する交渉のテーブルに戻る事だ」と述べた。

 

 

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